あなたは仕事を進めるうえで、やることとやらないことを明確に区分していますか?
前回のブログ
「やらないこと」を決めてる?
に大きな反響がありました。
読者の方から
「むねお所長のやらないと決めたことはなんですか?」
「やらないことを決めたら他の誰かの動きが気にならなくなった、という部分を具体的に知りたいです」
との声をいただきましたので、何回かに分けて続編をお届けしますね。
今回の記事は
むねお所長がやらないと決めたこと3つをお届けします。
①専門家の領域の知識や制度の過度なアップデート
相続コンサルタントの仕事について、多くの人が誤解しているのが、
「相続に関する法律や制度に精通していなければならない」
という点です。
相続のサポートをするためには、税金や民法、金融、不動産、登記などなど、
かなり多くの分野の専門知識や制度の理解が必要となります。
それら多くの分野の知識や精度を、たった1人でカバーすることなどできませんし、
それをすることはナンセンスだと思いませんか?
しかも、専門知識や制度の多くは時が経つごとに変化します。
そのすべてのアップデートに対応し続けることはできません。
むねお所長は専門家の領域は専門家に完全に任せ、
その領域の知識のアップデートを最低限のものに留めるようにしました。
例えば・・・
「令和◯年税制改正の詳細に関するセミナー」
のような税理士が知っておくべき細かい内容のセミナーなどに出かけることは一切しませんでした。
もちろん、個人的にその知識を仕入れることが好きな人は参加すればいいのですが、
「あれも勉強しなきゃ、このセミナーにも出なきゃ」
という気持ちで学びを横に拡げることは早々に辞めました。
②他県の相続関連の勉強会への参加
相続パーソンの中には
「人脈こそ命」
と言わんばかりに、他県の相続関連の勉強会にたくさん参加している人もいますね。
むねお所長も当初、他県の相続パーソンとの人脈が必要だと思い、よく参加していましたが、
ある時気付いてしまったのです。
「そんなの必要なくない?」
ということに。
あなたが相続パーソンとして必要な人脈は、
あなたが相続の事業を展開する地域や、専門領域の人脈です。
他県の、それも移動に多くの時間やコストがかかるところまで行って人脈を増やす必要性を、
むねお所長はある時を境に全く感じなくなりました。
なぜならば、そこに参加している間は他のことができないということと完全にイコールなんです。
お友達ならSNSでつながっているのでも充分ですし、
そもそもお友達を作るために事業をやっているわけではないのです。
そのような時間やエネルギーやお金があるなら、
地元の士業とのつながりを強化したり、
自分の事業を伸ばすために使うことにしました。
※他県の同業者をないがしろにしたりケンカするという意味ではありません。
誤解のなきようにお願いします。
③セミナー ジプシー
世の中には
「セミナー ジプシー」
と呼ばれる人がいます。
様々なセミナーに転々と出続ける人のことを指します。
いろんなセミナーを転々とすることは、学びを成果につなげるという点ではとても非効率です。
世の中には「一見役に立ちそうなセミナー」がとても多いです。
例えば、
・集客セミナー
・話し方セミナー
・SNS活用セミナー
・ペライチ使い方セミナー
・セールスライティングセミナー
・グラフィックレコーディングセミナー
・速読セミナー
・姿勢矯正セミナー
・身だしなみセミナー
などなどたくさんあります。
これらのセミナーがダメだと言っているのではありません。
自分がどこに焦点を当てているのか、どこを深く掘っていくのかを決めずにセミナーに参加することがよくないのです。
むねお所長の場合は「マーケティング」にフォーカスし、その一点を深く掘ることを選択して本当によかったです。
まさに「フォーカス&ディープ」です。
「マーケティング以外はダメ」ということではありません。
あなたにとっての大切な何かを、早く決めてそこを深く掘り始めてください。
一見役に立ちそうなセミナーの数々をジプシーのように転々としているよりも、
「ここの一点を極めていくんだ」
と決めて進むことでこそ、必ず成果につながります。
まとめ
今回の記事では、むねお所長が相続コンサルタントとしてやらないと決めたこと3つを具体的にお伝えしました。
「あれもこれも」の思考では、大切なことを深めることができません。
あなたが誰かから特別な存在だと思われるためには、
あなたが生み出す価値が特別なものであることが必要です。
あなたが特別な価値を生み出すためには、
やらないことを決めることです。
やらないことを決めて時間を生み出すことです。
生み出した時間はあなたが特別な人になるために使ってくださいね。
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