相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治です。
相続コンサルタントの仕事のコアになるのが、
「家族会議支援®︎」
です。
むねお所長は2013年に相続コンサルタントとして独立してから、
様々なクライアントの相続対策のサポートをしてきました。
70代、80代の親世代の方、
40代、50代の子世代の方。
サラリーマンのご家庭、
自営業のご家庭、
会社経営者のご家庭。
開業医のご家庭。
など、多岐に渡り相続対策はもちろん、事業承継の対策もサポートしました。
半年くらいの短期プロジェクトから、
数年間という長期にわたる相続コンサルティング顧問契約・または事業承継コンサルティング顧問契約を継続しているケースもあります。
様々な状況のクライアントがいましたが、
必ず共通している点があります。
それは
「相続対策において、家族や関係者の感情を無視しては上手くいかない」
という点です。
(誠実な相続パーソンであるあなたなら、心から同意するのではないでしょうか?)
いかにレベルが高く、精密な相続対策を提案しても、
そしてそのソリューションが法律や制度の観点から間違っていないものだったとしても、
家族や関係者の感情がもつれてしまったら、相続対策は全く進みません。
あなたの描いた相続対策案は、絵に描いた餅にしかならないのです。
ライブリッジでは2015年あたりから、独自メソッドとして
家族会議支援®︎
というプログラムを提供しています。
これが相続対策の現場で非常に高く評価されています。
家族会議支援®︎というプログラムは、
ライブリッジが設立された2013年にはこの世のどこにも存在していませんでした。
ライブリッジの代表を務めるむねお所長の頭の中にすら存在していなかったのです。
では、家族会議支援®︎はいつ、どのようにして生まれたのでしょうか?
この記事では、この家族会議支援®︎というプログラムの誕生秘話についてお話ししましょう。
相続コンサルティングを進めていくうちに・・・
相続の発生前に、近い将来起きるであろう「相続」について
どのような相続対策が必要でしょうか?
人それぞれ状況や環境が違いますので
「これさえやっておけば大丈夫!」
というマジック・フォーミュラ(=魔法の杖)がある訳ではありません。
・被相続人名義の財産の洗い出し
・財産目録の作成
・相続税の事前シミュレーション
・生前贈与(不動産)サポート
・不動産名義変更サポート
・相続時精算課税制度の活用サポート
・財産管理委任契約サポート
・後見制度利用サポート
・生命保険最適化サポート
・遺言書作成サポート
などなどいろんな観点から相続対策の必要性をお伝えし、
全方位的にサポートするのが
「相続コンサルティング」
です。
私・むねお所長は2013年の開業以来、相談者のお話を丁寧にヒアリングし、
相続コンサルタントとしての日々の学びと過去の経験をもとに
「最適な相続対策案」
をクライアントに提案してきました。
そして相続コンサルティング契約の締結の後にサポートを開始するのですが、
「相続対策がうまく進むケース」
と
「相続対策がうまく進まないケース」
が出てきました。
なぜ、相続対策がうまく進むケースとうまく進まないケースがあるのか?
私は非常に悩みました。
そして様々なクライアントさんを見ていくうちに、
相続対策がうまく進まないケースに共通する、
ある明確な理由があることがわかったのです。
その理由とは・・・
相続対策が進まない一番の理由
相続対策が進まない一番の理由、それは
「家族の間でコミュニケーションが取れていない」
という理由です。
家族の間でコミュニケーションが取れていれば、
相続対策の具体策をスムーズに進めることができます。
しかし、家族の間でコミュニケーションがうまく取れていない状態で
いくら素晴らしい相続対策プランを描いても、
それを実行するのはとても困難です。
というか、ほぼ不可能です。
私は様々なクライアントの事例をつぶさに見せていただく中で、
相続対策の実行の前に家族間のコミュニケーションが取れる状態にしておくことは
とても大切なことだという、いわば
「当たり前のこと」
に思い至ったわけです。
初めは温度差があるのが相続問題
相続問題は家族の間で問題意識や当事者意識に
かなりのバラツキや温度差があります。
温度差がある状態のまま、家族の誰かが積極的に相続対策を進めようとすると、
他の家族から
「急に張り切っちゃってどうしたの?」
「自分だけいい思いしようとしてるんじゃないの?』
「兄貴の思う通りにはならないからね」
というような、謎の対立構造が生まれてしまいます。
誰も悪気などなく、事を荒立てようとしているわけでもなく、
むしろ温かい善意からの行動であるはずなのに・・・
(家族の関係とは不思議で、そして難しいものですね)
しかし、
「我が家の相続問題の現状」や「将来起きるであろう問題点」や
「自分は我が家の相続問題の当事者であること」
などの理解が十分に進み、相続問題への認識の度合いを揃えることさえできれば、
「これはちゃんと取り組むべき問題だね。じゃあどのように進めるのがいいだろう?」
と、家族のコミュニケーションが進み、
スムーズに相続対策が実施されます。
家族会議は家族だけでは進まない
クライアントが相続の専門家に相続相談をした結果、
相続の専門家に
「家族や親族の間での相続に対する認識がズレているのでみなさんで集まってちゃんと共通認識を持っておいてください」
「家族の皆さんで集まった時に(A)と(B)と(C)と(D)と(E)の5つについて話ししておいてください」
「ご家族の認識が揃ってからもう一度相談に来てもらえますか?」
などと言われたとします。
クライアントは自力で家族を集め、自分たちだけで家族会議を進めようとしたら、
果たして上手くいくでしょうか?
むねお所長の経験上、それは
「絶対に無理」
です。
なぜそう断言できるのでしょうか?
そもそもクライアントは、相続についての経験値がほとんどありません。
知識や情報には大きな偏りがあるケースが非常に多いです。
そんな状態で話し合っても、それぞれが
「俺の知り合いに聞いたら◯◯って言ってたぞ」
「私が調べたところ、それはずいぶんおかしい話だと思う」
「そもそもお前は昔から兄を兄と思わない生意気な妹だったよな」
「お兄ちゃんだって自分勝手で人の意見を聞かないところ、全然変わってないよね」
と、いつしか感情的になってしまうのが関の山です。
そう、家族会議は家族だけでやってはいけないのです。
相続の知識と経験が豊富な第三者だから果たせる役割
家族会議のスムーズな進行のためには、
司会進行・論点の明確化・話し合いが横道に逸れた場合の軌道修正
などを行う第3者の存在はとても重要です。
相続の知識と経験が豊富な第三者がいてこそ、家族会議は正常に機能するのです。
「川口さん、この場合はどうなるの?』
「同じようなケースではどんな事例がありますか?」
「我が家の場合、どんな選択肢があるか教えていただけますか?」
など、家族会議の現場で出た疑問点にその場で速やかに答えることもできます。
何より関係者全員が、
「我が家の相続問題は他人ごとではなく、自分は当事者の一人なんだ」
「『そのうち、そのうち』じゃなくて『今すぐに』相続対策を始めることはとても大切なこと」
という認識になってもらうことができれば、
相続対策はとてもスムーズに進みます。
こうして「家族会議支援®︎」は誕生した
相続コンサルティングの現場を踏むうちにこれらの大切なことに気づいた私は、
クライアントに積極的に
「家族会議を開催しましょう。私が司会進行を務めますので安心してください」
とお伝えするようになりました。
クライアントのほとんどは
「それが一番ありがたいです。是非お願いします」
という反応でした。
こうして誕生した
「家族会議支援®︎」
というプログラムは、今やライブリッジの提唱する相続コンサルティングにはなくてはならない、
ライブリッジの独自メソッドとなっています。
相続コンサルタントとしてクライアントに一番大きな価値を提供できる、
いわばキラーコンテンツになり得ます。
事実、この「家族会議支援®︎」というプログラムについて、
ライブリッジでしっかりと学んだ相続コンサルタントや保険、不動産、FP、士業の皆さんが、
全国でクライアントの家族会議を支援しています。
家族会議支援®︎を1度でも経験した相続コンサルタントは全員、
「あれほどクライアントに感謝されるとは思っていなかった」
と言います。
相続コンサルタントとしての最も価値の高い貢献、それが家族会議支援®︎なのです。
最後に:家族会議支援®︎について学びたい方へ
「家族会議支援」について学びたい方へ
選ばれる相続コンサルタント養成講座の受講をおススメします。
相続コンサルタントとしての仕事のやり方や売上を上げ続けるためのビジネスモデル、
そして家族会議支援について、
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