同業者はライバルではなく仲間と捉えよう

むねお所長
むねお所長
『 相続ビジネスはマーケティングでうまくいく!』

相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治
です。

あなたの周りにいる相続ビジネスの同業者を想像してみてください。

その同業者は、あなたにとってどのような存在ですか?

ライバルですか?それとも仲間ですか?

同業者をライバルと見るかそれとも仲間と見るかで、あなたのビジネスは大きく変わるということを知っていますか?

今日は「同業者はライバルじゃないんだよ」という話をしますね。

同業者をライバルと見る人は・・・

あなたの周りに、いつも誰かとケンカしている人はいませんか?
あるいは、常に誰かをディスったり攻撃したりしている人はいませんか?

いつも誰かとケンカしたり、誰かをディスったりしている人は、
完全なる「マーケティング不足」です。

・自分のビジネスが誰のために存在しているか。

・自分の果たす役割とはどういうものか?

・誰のどんな悩みを救うためのビジネスか。

それがハッキリしていないから、周りの人に自分の見込客を取られたくないのです。
世の中の全ての人を自分の顧客にしたい、という浅い考えでビジネスをやっているのです。
だから、同業者をライバルと見てしまうんですね。

このような姿勢でやるビジネスは辛く、大変で、長続きしないビジネスです。

むねお所長はあなたに提言します。

同業者はライバルではなく、仲間として捉えましょう。

ではどうすれば同業者を仲間と捉えることができるのでしょうか?

同業者を仲間と捉える方法

同業者を仲間と捉えるには、
まずはあなたの事業を徹底的に定義づけることが必要です。

・あなたの事業が取り扱うサービスは、どんな価値を持っていますか?

・あなたの事業は誰のためにある事業ですか?

・あなたの事業は誰のどんな悩みを解消できるのですか?

・あなたが人生を賭けてその事業を行うのは何故ですか?

このような問いの一つひとつに自ら納得感が高い言葉で答えを出すことが、
あなたの事業を徹底的に定義づけることになります。

その取り組みを通して、
あなたの事業は唯一無二のものになります。

誰かと比べる必要のない境地に入るのです。

誰かと比べる必要がないので、
同じ志で同じ領域で仕事をしている人がいたら、
ライバルではなく仲間と捉えることができるのです。

無為な戦いを避けることは経営の要諦

スモールビジネスである私たちは、
「戦わずに勝つ」ことが最高の戦略です。

誰彼構わずライバル視する必要などないのです。

そのためには、自分の役割や立ち位置をハッキリさせることです。

自分の役割や立ち位置がぼんやりしていると、
周り中みんなライバルに見えてしまうのです。

例えばこんな感じです。

ある2人のフォトグラファーがいます。

Aさんは「どんな人でも撮ります、撮らせてください!」と誰にでも声をかけるタイプ。

Bさんは「経営者専門フォトグラファー」です。

2人の前にある見込客Cさんがやってきました。

Cさんは会社経営者でした。

会社経営者であるCさんは、
フォトグラファーAさんとBさん、どちらに写真の仕事を依頼するでしょう?

言うまでもなく、「経営者専門」と謳っているBさんを指名しますよね。

経営者専門フォトグラファーのKahoさん

誰の仕事でも受ける、と言うのは、
世の中のフォトグラファー全てをライバルにすることにつながるばかりでなく、
その結果誰からも選ばれない、という悲しい結末を迎えます。

一方、「◯◯専門」という絞り込みは、
それが細かければ細かいほど、
条件に合っている人からの直接指名をもらいやすくなるのです。

これが、無為な戦いを避ける経営です。

まとめ

自分の事業領域をしっかりと定義づけているか、それとも定義づけていないか?

このわずかな違いによって、
あなたの事業は
疲弊するビジネスにもなれば、
悠々としたビジネスにもなります。

無為な戦いをせず、戦わずに勝つ戦略で、
あなたのビジネスを創り込んでくださいね。

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この記事を書いた人

川口 宗治

川口 宗治

株式会社ライブリッジ代表取締役。
1973年富山県生まれ。
25歳から39歳まで14年間外資系生命保険会社で
セールスとマネジメントに携わる。
2013年、40歳で独立し、ライブリッジ開業。
現在は「相続マーケティング研究所 むねお所長」
として相続ビジネスで成果をあげたい事業者に、
じわじわと確実に効果の上がる各種プログラムを提供している。
特に社員5人未満のスモールビジネスの方へのサポートが得意。
18歳からアメフトを始め、44歳までの27年間現役を続行。
趣味は焚火、スキンケア、カメラ。好きな飲み物はwhisky。