相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治です。
むねお所長は1999年〜2013年までの間、外資系生命保険会社の社員という立場で、
生命保険の営業マンとして仕事をしていました。
2013年からは「相続コンサルタント」という職業を選びました。
2018年以降は「相続分野のマーケティングを教える人」という立場になり、
現在は「相続マーケティング研究所 むねお所長」という源氏名(?)で仕事をしています。
この数年間で私は自らの立ち位置を「営業マン」→「コンサルタント」に変えました。
ところで・・・
あなたは「営業マン」と「コンサルタント」はどのような違いがあるか分かりますか?
今日はその違いと分岐点について、名著「7つの習慣」の記述に基づいて考察を進めます。
※私が初めて購入した1996年当時の「7つの習慣」はこのような表紙でした。(懐かしい)
営業マンにも「段階」がある
「7つの習慣」には明確にこう書かれています。
一口に「営業マン」と言っても、段階やレベルによって差があります。
①「普通の営業マン」
②「優れた営業マン」
③「真のプロフェッショナルな営業マン」
という、3つの段階があるのです。
あなたはこれを読んでどう思いましたか?
営業マンには3つの段階やレベルがある、というのです。
ではそれぞれの違いは何でしょうか?
①普通の営業マン
普通の営業マンとは
「ただ自社商品を売るだけ」
の人です。
このタイプの営業マンは、自分の仕事を「自社商品を売ること」と定義づけています。
②優れた営業マン
優れた営業マンとは
「顧客のニーズを満たし、問題を解決する方法を売る」
という人です。
どんな商品を取り扱うにせよ、顧客の困りごとを解決する手段として商品を提供しています。
①の普通の営業マンに比べたら随分レベルが高い営業マンですね。
では、③真のプロフェッショナルな営業マンとはどんな人でしょうか?
③真のプロフェッショナルな営業マン
真のプロフェッショナルな営業マン、それは
「顧客のニーズに合わなければ自社の商品を購入すべきではない、
と顧客に伝える誠実さを持ち合わせている」
という人です。
そして更には、自社商品以外による顧客の抱える問題解決まで導く人です。
営業マンとコンサルタントの違い
上記の3つの段階のうち、①と②の段階にいる人はいわゆる「営業マン」と呼ばれる人たちです。
そして③の段階にいる人は、もはや営業マンではなく「コンサルタント」です。
コンサルタントになったら、自社商品を扱わずとも顧客の問題を解決できます。
(もちろん、自社商品が顧客の問題解決に一番ふさわしい時は、自信を持ってクライアントに商品提供をします)
顧客は問題を解決してくれた人=コンサルタントに、「コンサルティングフィー」という対価を支払います。
だからこそ
③真のプロフェッショナルな営業マン=コンサルタント
と言えるのです。
まとめ
名著「7つの習慣」は、日本で初版出版されたのは1996年ですが、
アメリカでは1986年に初版が発売されています。
(原書:「The 7 Habits of Highly Effective People」)
今から40年近く前に書かれた本に、すでにこのような真理が書かれていることに、
むねお所長は驚きを禁じ得ません。
私は1996年・22歳の社会人1年目でこの本に出会いました。
当時のむねお所長(むねお青年?)は社員15人くらいの富山の中小企業の営業マンその①で、
自社商品をたくさん売ることに精一杯でした。
社会人として、営業マンとして、早く一人前になりたくてこの本を始め様々なビジネス書を貪るように読んでいたことを思い出します。
1999年に外資系生命保険会社の営業マンとして勤務していた時には、②の営業マンになり、
2013年に独立した時に③に移行しました。
保険にせよ、不動産にせよ、その他の業界にせよ、誠実な営業マンはいい相続コンサルタントになる。
むねお所長はこれを保証します。
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