相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治です。
税理士・行政書士・司法書士・弁護士・不動産鑑定士・土地家屋調査士・社会保険労務士・・・
相続の現場では様々な専門家がいます。
それぞれの専門領域があり、国家資格を持っていないとやってはいけない業務が多々あります。
そういわゆる「士業(しぎょう)」と呼ばれる人たちで、
むねお所長は毎日のように士業の方との連絡をとっています。
今現在、私は全国に士業の知り合いがたくさんいます。
数を数えたことはありませんが、電話やメール、Facebookなどでいつでも連絡が取れる士業の方は100名を下らないと思います。
さて、ここであなたに質問です。
むねお所長が相続コンサルタントとして開業した2013年、
いつでも連絡が取れる士業の知人が何人いたと思いますか?
検証:むねお所長は独立前から相続が得意だった?
私は独立・開業前の約14年間、外資系生保で勤務していました。
7年間は営業マン、残りの7年間は営業所長として過ごしました。
「むねお所長は前職時代からいわゆる『相続案件』を数多くこなしていて、相続に強い保険マンだったから独立したんでしょう?」
とよく聞かれるんですが・・・
答えは「NO」です。
私は保険会社勤務時代、相続案件を受けたことはほとんどありませんでした。
FPなどの資格に合格するための「机上の学習」のおかげで一通りの知識はありましたが、
現場でそれを活かした経験は皆無と言ってもいいほどでした。
そんな状態で独立を決意したのです。
では、その時の私の士業の知り合いの人数は、といえば・・・
独立時の士業の知り合いは、たった「◯人」
独立時の私の士業の知り合いは
・税理士:2名
・行政書士:1名
・それ以外の士業の知り合い:0人
合計:3名
でした。
税理士2名のうちの1名は、当時の確定申告をお願いしていた方であり、
相続の話は一度もしたこともありませんでした。
もう1名の税理士さんは相続診断協会北陸支部の櫛田支部長(当時)に紹介していただいて、少し仲良くなり始めた方でした。
また唯一の行政書士の知人は以前
「保険会社の後輩営業マンの見込み客」(セールスはうまくいかず)
という関係で一度名刺交換させていただいただけの方であり、相続関係の案件でご一緒したことはありませんでした。
独立当時の士業の知り合いの人数はたった「3人」。
しかもそのうち、相続関係でコミュニケーションがとれる人はたった1名という状態でした。
相続コンサルタントとして独立してから劇的に増えた士業の知人
相続コンサルタントとして独立して以来、日に日に士業の知人は増えました。
生保時代はご縁がなかったカテゴリの士業の方との接点が増えました。
中には私が開業してから始めたブログを毎回読んでくれていた、お会いしたことのない税理士の方が
「『相続税だけではない相続対策』についてご教示願いたいので、
ぜひお会いして教えていただきたい」
というメッセージをくださり、それがきっかけで今では信頼するビジネスパートナーとしてご一緒いただいている方もいます。
現在はとてもたくさんの士業の方とのつながりができましたし、
士業の知り合いは今後ますます増えていくことでしょう。
「ポジショニング(=立ち位置)を変えただけで
私にこのような劇的な変化をもたらしたのにはいくつかの理由がありますが、
一番大きな理由は
「ポジショニングを変えたこと」
です。つまり、
「生命保険会社の営業マン→相続コンサルタント」
へのポジショニングのチェンジです。
「保険営業マンはできれば知り合いになりたくないが、
相続コンサルタントとは知り合いになりたい」
と考える人が多いのです。
独立してからそれがとてもよくわかりました。
まとめ
むねお所長は独立後8年以上が経過しましたが、
現在でも「士業は相続コンサルタントと知り合いになりたい」という構図変わりません。
士業が何を求めているか、士業にどのような価値を提供できるか、それを考えて、
「あなたにしか果たせない役割」
を見いだすことができれば、士業の方と良好な関係を築くことができます。
「あなたにしか果たせない役割」を見つけ、士業の皆さんと円滑な関係を築き、
相続コンサルタントという新たな役割を果たしてくださいね。
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