相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治です。
あなたは「知の系譜」という言葉を知っていますか?
あなたがクライアントと信頼関係を結びたいなら、正直さが必要です。
あなたの知識や考え方の源泉になっているものを、
隠すよりも明らかにする方が、クライアントから信頼されます。
一方、誰かに教えてもらったことをあたかも自分自身が編み出した考えであるかのように振る舞うことは、
クライアントとの信頼関係を育む上では逆効果になります。
同業者のセミナーに参加した際にもらったスライドを、自分のセミナーで無断使用したり、
同業者のHPの文言を、コピペして自分のHPに使ったり、
同業者のブログを丸々コピペして自分のブログに書いたり、
これらの行為は完全に著作権法違反という法律違反であると同時に、
その人のプロとしての姿勢に大きな疑問符がつく行為です。
今日の記事では、あなたがクライアントと信頼関係を築くために大切な「知の系譜」についてお伝えします。
2013年以来の学びの現場から
2013年のライブリッジ創業以来私・川口は、マーケティングについての学びを継続的に続けています。
独立直後、
が主催されていた「スモールビジネス売上アップ塾」に入塾しました。
これがマーケティングの学びの始まりでした。
(現在は閉校中)
現在私川口が師事しているのは
中井隆栄(なかいたかよし)先生
遠藤晃(えんどうあきら)先生
和仁(わにたつや)達也先生
です。
その他、相続ビジネスの大切なことについては
一般社団法人相続トータルサポート関西 代表の平井寛(ひらいゆたか)さんに教えていただきました。
また、FPや士業のマーケティング全般の考え方については
石塚駿平(いしづかしゅんぺい)社長のFPライズさんのメルマガやDVDで継続して学んでいます。
大切な「知の系譜」
今まで学んだ先生方から教わったことで共通しているものがあります。それが
「知の系譜」を明らかにすること
です。
皆さん異口同音に
「知の系譜を明らかにせよ」
と教えてくれました。
以来、私は講師として、またはひとりの人間として、
「知の系譜を明らかにする」
という姿勢を取っています。
知の系譜を明らかにする、とは教わったことの引用元を示すということです。
私が日々セミナーや講座でお伝えしている内容は、
ある日突然私に神の啓示が舞い降りたわけではありません。
もちろん私自身が相続コンサルタントとしての現場の体験がもとになっているものが中心ではありますが、
師匠の方々に教えていただいたものもたくさんたくさんあります。
師匠の教えを別の場所、別の機会で話す時には、出典元を明らかにするということが大切なんだよ、という教えなのです。
私は可能な限り、「この話は◯◯先生から教えていただいたものなんですが・・・」
という枕詞をつけてお伝えするようにしています。
信頼関係の元となる
ところが世の中には知の系譜について、私たちとは異なる考え方の人もいるようです。
自分が聴講者として参加した同業者セミナーのスライドを、
講師に一切の許可なく自分のセミナーで使用する人がいる、という話を聞きとてもビックリしました。
こういった行為そのものが理解に苦しむわけですが、
講師として人前で話すということの考え方が成熟しておらず、講師としての未熟さを感じてしまいます。
先日参加した遠藤晃先生の講義で改めて教えていただきました。
遠藤晃先生はこう言います。
『あたかも自分の頭の中の閃きによって話しています、というテイで話したい人もいるだろうけど、
それをやっちゃうとどんどん人が離れていくんだよね。
だってその場ではバレなくてもどうせすぐにバレちゃうんだから、このネット社会。
そうすると
「あの人の言ってることって信用できるんだろうか?」
ってなっちゃう。
それより、最初から
「この話は◯◯先生に教えていただいたんですが」
と大切なことをちゃんと伝えておくことで、その人の信頼度がむしろ上がるようになってんだよね』
まさにそうだな、と思います。
私・川口はこの考えに全面的に賛同し、これからも知の系譜を明らかにしていくことをここに約束します。
あなたは「知の系譜」について、どう考えますか?
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あなたが国家資格を持って活動している士業であっても、
国家資格を持たない保険、不動産、FPなどの立場であっても、
相続コンサルタントであっても、
事情は同じです。
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