川口 宗治 ２０１９年７月３１日
あなたの家には「家系図」がありますか？
以前、弊社ライブリッジでは業務の一環として「家系図作成サービス」を行っていたことがありました。
家系図を作成するということはとても素晴らしいことです。
「ご先祖様を大切に」
「自分のルーツに感謝する」
親の親、その親、そのまた親、そのまた・・・
と、クライアントが自分よりも上の世代のルーツを探ることお手伝いをすることが、家系図作成の業務内容でした。
私自身も数年前に「川口家の家系図」を作成しました。
私の息子が一番下、その上が私、そしてさらにその上の６代を含めて合計８世代の家系図となりました。
（川口家の家系図はこちらをご覧ください）
ここでちょっと視点を変えて、自分より下の世代のことを考えてみましょう。
あなたは自分の子どもの子ども（孫）の子ども（ひ孫）の子ども（玄孫）の・・・
いわゆる「あなたの子孫」がいつかこの世に存在していく可能性について考えたことがありますか？
私が相続コンサルタントとして独立してから３ヶ月経ったころ、ひょんなご縁でNさんという方と出会いました。
Nさんは富山では有名な神社の神職です。
神職ならではの豊富な知識とあったかい人間性から、仕事や人生における素晴らしいアドバイスを今までたくさんいただいています。
心から尊敬して信頼できる方であり、今ではとても熱く濃いお付き合いをさせていただいています。
３年前の年末、Nさんが私に１枚のDVDをプレゼントしてくれました。
「はい、これプレゼント。年末年始のお休みの間に観てください。」
Nさんから手渡されたそれは
「STAND BY ME ドラえもん」
というDVDでした。
その時にNさんがつぶやいた一言。
「川口さんがやってる仕事、相続とか家系図とか・・・気付いてないかもしれないけど、あれってドラえもんなんですよ」
その時はイマイチ真意がわからなかったのです。
が、このDVDを見てよくわかりました。
DVDの内容がネタバレしないようにするために細かいことはここでは割愛しますが、
そもそもドラえもんをのび太の元に派遣したのは２２世紀に生きるのび太の子孫の「セワシくん」。
セワシくんはのび太の孫の孫です。
自分の子孫が自分に会いにきたのがドラえもんの物語の始まりなのです。
自分の生き方が良くも悪くも子孫に大きな影響を与えるという事実を、改めて確認できるのがこのドラえもんという物語なんですよね。
この「STAND BY ME ドラえもん」、それはそれは感動する映画です。
ご先祖様から脈々と引き継がれた「いのち」を子孫に送っていくことの偉大さを感じながら、私はこのDVDをこれから何回も何十回も見ていくことでしょう。
そして観るたびにドラ泣き必至です、きっと。
ドラえもんはアニメです。
ファンタジーです。
フィクションです。
しかしその根底には、歴とした真理が流れています。
「STAND BY ME ドラえもん」
とは、のび太が大好きなドラえもんに「ずっとそばにいてね」という気持ちが込められているからこそのタイトルでしょう。
そしてきっとその奥には
「ご先祖様はいつも私たちの近くにいてくれるんだよ」
という意味も秘められているんじゃないか。
私はそのようにこのDVDを観ました。
Nさん、素敵な素敵なプレゼントをどうもありがとうございました。
この夏、DVDを観て感動したい方は是非。
※現在ライブリッジでは「家系図作成サービス」は受付を終了いたしました。
家系図作成をご希望の方は、ライブリッジにご連絡をいただければ専門家の方をご紹介いたします。
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