相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治です。
誰でも自分のビジネスをより良くしたいと思っています。
そして、そのために様々な努力をしています。
あなたも日々、色んなチャレンジをしていることでしょう。
毎日いろんなチャレンジをしてはいるものの、上手くいくこともあればあれば上手くいかないこともあります。
それがビジネスですよね。
成果を上げるためにコツコツと継続すること、それが「勝つコツ」です。
そんなこと、今更むねお所長に言われくてもわかってるよ、という話かもしませんが、
コツコツは勝つコツ、という言葉を思い出すとき、むねお所長には忘れられないエピソードがあります。
もし思うような成果をあげられていないと思っている人がいたら・・・
今日の記事はそんなあなたへのプレゼントです。
どうぞ最後まで読んでくださいね。
大きな夢を抱いて選んだ道
私には2人の息子がいるのですが、今日の話は私の次男が主人公です。
次男は現在高校3年生。
小学校の時から陸上競技に取り組み、地元富山県では常にトップクラスの成績で毎年全国大会に出場する実力でした。
中学3年の時には走り幅跳びで全国6位という成績を収めた彼は、
「高校は京都の強豪校でさらに実力を伸ばしたい」
と考え、2019年4月に一人暮らしをしながら京都の高校に進学しました。
走り幅跳びの選手なら誰もが憧れる7mジャンパーになることと、インターハイでの活躍を夢見て、
15歳の少年が大いなるチャレンジをスタートさせたのです。
思うようにいかない日々
大きな夢を抱いて選んだ強豪校での高校陸上生活は、予想していた以上に厳しいものでした。
一人暮らしをしながら毎日の厳しい練習に耐え、自分の実力を伸ばすためにこれ以上ないくらいの努力を積み重ねる日々の繰り返し。
それでも、彼の記録は一向に伸びません。
高校1年のシーズンを終え、高校2年のシーズンを終えても、
次男の自己ベストは中学校3年の夏の全国大会で叩き出した「6m86cm」のまま。
中学校を卒業するまで周りの誰にも負けなかった彼の記録を、ライバルたちが次々と超えていきます。
彼のプライドはズダズダになり、大好きだった陸上競技が辛いものになりました。
地元の富山県を離れて京都でチャレンジしている意味を見出せなくなり、
それでもそのことを口に出していってしまうと周りの人を失望させてしまうと考えて、
誰にもその気持ちを言えないまま今日もまた練習に行く。
そんな日々を繰り返していました。
高校陸上の引退試合で
思うようにいかない日々が続くこと2年半。
15歳の時に夢と希望を胸に高校陸上の世界に足を踏み入れた彼は18歳・高校3年生になりました。
そして2021年11月5日、引退試合を迎えました。
この日は大会関係者のみなさんのおかげでコロナ禍でありながらも今シーズン2度目の有観客試合となり、
父である私も現地での応援が叶いました。
高校最後の試合で、今の持っている力を最大限発揮するために、彼は精一杯のパフォーマンスをしました。
その結果は。。。
7m15cmの記録で、初めての7m超え&自己ベスト更新で、その大会で優勝というものでした。
高校入学時から競い合い、励まし合ってきた同じ学校の同学年のNくんと競り合った結果、3cm差での優勝でした。
1番のライバルであり1番の親友であるNくんと優勝を競い合い、1-2フィニッシュという嬉しいオマケ付きの優勝でした。
未来を信じる力
この優勝は彼にとって本当に嬉しいものだったようです。
試合の後に一緒に食事をしたのですが、
中学時代の全国6位になった試合よりももっと嬉しいといっていました。
思うような結果が出ない日々が続いて、
周りの期待に応えられないプレッシャーを感じて、
頭と心と身体がバラバラになりそうな経験を乗り越えて、
それでも必ず明るい未来がやってくると信じて過ごした日々が、
彼をアスリートとしてだけではなく、人間として大きく成長させてくれたのです。
私は父ながら、彼から
「未来を信じる力の大切さ」
を学びました。
最後に
私たち相続パーソンも同じですよね。
上手くいかないことが続いたり、思うような結果が出ないこともあるでしょう。
それでも明るい未来を信じてコツコツとやり続けること。
その先にこそ望む結果がついてくるんですよね。
今、結果が出ていなくても、
変わらず未来を信じてコツコツやっていく。
息子の姿から多くを学びました。