保険販売手数料が0円になったら、あなたはどうする?

むねお所長
むねお所長
『 相続ビジネスはマーケティングでうまくいく!』

相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治
です。

2025年11月。
むねお所長が生命保険会社を辞めて相続コンサルタントになってから、丸12年の月日が流れました。

12年前に起業するまで、私の収益は保険販売コミッションが100%でした。
そして起業を境に、私の収益から生命保険の販売コミッションは0円になりました。

今日は少し、真剣な話をします。

このブログを読んでくれている保険パーソンのあなたに、心から伝えたいテーマです。
保険パーソン以外にも、不動産、士業の方にも伝えたい内容です。
どうぞ最後までご一読ください。

時代は「手数料0円」に向かって進んでいる

まずは直球でお伝えします。

保険販売における手数料は、今後間違いなく値崩れしていきます。
これは「もしかすると」とか「おそらく」という話ではなく、「ほぼ確実にそうなる」です。

行き着く先は「保険販売コミッション0円」という未来を予想しています。

え?
マジで?
うそやん。
そんな極端な…

そう思う人も多いかもしれません。

しかし想像してみてください。

旅行代理店でホテルや新幹線の予約を取る人はほぼ絶滅しました。
広告代理店を介さずに広告を出している人が、とても増えています。

〇〇代理店のサービスを、高額の手数料を払って購入する人が、激減しているんです、今の世の中は。

人を介さずに申し込みまで完結できるサービスが、これだけ世の中に広まっているのに、
保険だけは「人から買うこと」がこれからも当たり前にずっと続くと思っているとしたら…
残念ながらそれはファンタジーです。

少し前まで「保険は人から買うもの」と言われていました。
(私も保険会社の営業マン時代は、声を大にしてそう主張していました)
でも今は、すべてのサービスが

「人から買う強い理由がある人しかそうしない」

そんな時代です。

生命保険販売コミッションは、今後ゼロになっていく可能性が大きいのです。

もし本当にそうなったら、あなたはこの変化にどう向き合いますか?

違いを明らかにしよう

かつて、トップセールスと呼ばれた人たちは、次のような特徴を持っていました。

  • アプローチ件数が多い
  • トークが巧み
  • クロージングが強い
  • 紹介を取りまくる

でも、冷静に考えてみてください。
これらのスキルの多くは、もはやAIや自動化ツールでも代替できるレベルに来ています。

・必要情報を入力したら最適な保険内容が出力される
・その保険の内容をチャットボットが説明してくれる
・PDFで資料請求、そのままスマホで申し込み完了

テクノロジー上は、もうすでにこのようなことが十分可能な時代です。

…もう、「保険に加入する」という行為は、人間を介さなくても成り立ちつつあるのです。

では、これから生き残っていく保険パーソンに求められるものは何か。

答えはシンプルです。

「違いを明らかにすること」

です。

誰から加入しても同じ保証内容で、同じ保険金が支払われるのが保険という商品の悲しい性(さが)です。
こんな時代に「ネットではなく、あなたから保険に入ります」となるには、
そこに明確な理由と他者との違いが必要です。

その違いがない限り、「価格だけ」の勝負になり、
結局のところネット保険や一括見積もりサイトに流れてしまいます。

このような時代を目の前に迎え、あなたはどうやって「違い」を生み出していきますか?

求められるのは「コンサル力」と「仕組み化」

私がこの数年、保険パーソンの方に伝え続けているキーワードがあります。

それは――

①「コンサルタントとしての総合力を磨く」

②「無理な売り込みをしなくても選ばれる仕組みをつくる」

という2点です。

▽ コンサルタントの総合力とは何か?

  • お客様の現状と将来の課題を可視化できる力
  • 金融・税務・相続の全体像からリスクを言語化できる力
  • 商品を売るのではなく、課題解決策の一部として保険を提案できる力

この力があれば、
「商品を売る人」ではなく、「未来を一緒に考えるパートナー」として、選ばれるようになります。

▽ どうすれば選ばれる仕組みを作れるか?

  • 定期的・継続的に情報を発信する
  • 顧客獲得型のリーフレットやHPで自分の役割を言語化・視覚化する
  • あなたの半径5mの人の頭の中で「相続といえば〇〇さんだね」と第一想起される状態を作る

この仕組みを持つことで、売り込みゼロでも、自然に相談が舞い込んでくる状態をつくることができます。

実際、むねお所長がサポートしている保険パーソンが、一切の営業活動をせずに相続の相談が舞い込み、
丁寧にヒアリングし、相続コンサルティングというサービスを提供したのち、
結果として保険の成約に至っている事例は山ほどあります。

自分の役割を再定義・アップデートせよ

保険営業マンという職業が、10年後も今の形で残っているとは到底思えません。
いや、むしろ保険営業マンという職業が消滅する可能性すらあると、私は思っています。

では10年後、保険パーソンであるあなたはどんな役割を果たしていますか?

  • 単なる「保険販売員」のまま、座して死を待ちますか?
  • それとも「家族の未来を支えるパートナー」になりますか?
  • はたまた「相続の不安を解消するコンサルタント」なのか

答えは一つではありません。
今こそ、あなた自身が自分の役割を問い直し、再定義し、アップデートするタイミングです。

「プロ相続コンサルタント」こそ、今後求められる役割

もしあなたが本気で今後の自分の役割に危機感を抱いているなら――
「プロの相続コンサルタントとして役割を果たす」という切り口を、ぜひ選択肢に入れてください。

相続は、誰にでも必ず訪れる「一家の大問題」です。
そして、保険はその中でも最も重要な解決策の一つです。

単に保険に入りたい人はいなくても、
家族の絆を守り、相続税の納税資金を確保するための手段として、保険を活用したい人は今後絶対増えていくんです。

あなたのこれまでの保険の知識・経験・人間関係を最大限に活かして、
「プロ相続コンサルタント」としての道を築くことは、あなたが10年経ってもクライアントから求められる、大きな武器になります。

私たち、相続マーケティング研究所は、あなたのプロ相続コンサルタントへの道を、
これからもマーケティングとテクノロジーの力でサポートしていきます。

ひとりでも多くの人が、いち早く気づき、行動し、プロ相続コンサルタントになってくれることを、
心から願っているのです。

「このままじゃ、ダメだ」と気づけたときこそが、本当のスタートです。
いち早く、最初の1歩を踏み出してください。

むねお所長とKahoさんの相続マーケティング研究所は、そんなあなたをいつでも応援しています。


※相続ビジネスの最初の一歩を踏み出したい方は、以下のセミナーにどうぞご参加ください。

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では、その「最初の一歩」を惜しみなくお伝えします。

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この記事を書いた人

川口 宗治

川口 宗治

株式会社ライブリッジ代表取締役。
1973年富山県生まれ。
25歳から39歳まで14年間外資系生命保険会社で
セールスとマネジメントに携わる。
2013年、40歳で独立し、ライブリッジ開業。
現在は「相続マーケティング研究所 むねお所長」
として相続ビジネスで成果をあげたい事業者に、
じわじわと確実に効果の上がる各種プログラムを提供している。
特に社員5人未満のスモールビジネスの方へのサポートが得意。
18歳からアメフトを始め、44歳までの27年間現役を続行。
趣味は焚火、スキンケア、カメラ。好きな飲み物はwhisky。