プルデンシャルを辞める決断をしたあの日の自分へ

むねお所長
むねお所長
『 相続ビジネスはマーケティングでうまくいく!』

相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治
です。

毎年8月の終わりになると、必ず思い出すことがあります。

2013年8月31日。
むねお所長が約14年間お世話になったプルデンシャル生命を退職した日のことです。

25歳で入社し、39歳で退職するまで、ライフプランナーとして7年、営業所長として7年。
ビジネス人生の中でも、本当に濃い時間を過ごさせてもらいました。
たくさんのお客様と出会い、たくさんの仲間と仕事をし、たくさんのことを教えてもらいました。

今の自分があるのは、間違いなくプルデンシャルで過ごした濃い日々があったからです。
だからこそ、当時の僕自身も、まさか自分がその会社を辞めることになるとは思っていませんでした。

今日は、あれから13年が経った今、

「プルデンシャルを辞める決断をしたあの日の自分へ」

というテーマで書いてみたいと思います。

未来なんて、まったく見えていなかった

当時のむねお所長は、決して会社に不満があったわけではありません。
むしろ、とても恵まれていたプルデンシャル人生だったと思います。

報酬は年間1,500万円ほど。
地方都市の富山で家族と暮らしていくうえでは、経済的にもそれなりに余裕がありました。

仕事だけではなく、アメリカンフットボールを続けたり、子どもたちの陸上のサポートやPTA活動への参加など、公私ともに充実した毎日でした。

そんな中、40歳を前にして相続の勉強を始めました。

理由は単純です。
相続のことを、むねお所長自身がほとんど知らなかったから。

そしてその流れで相続診断士の資格を取得しました。

相続の勉強をしたことをお客様にお話しし、
「何か困ったことがあったら声をかけてくださいね」
と言っているうちに、少しずつ相続の相談をいただくようになりました。

そして、相続相談を聞き、必要に応じて税理士や司法書士などの専門家につないでいく。
そこで初めて気づいたんです。

「相続の仕事って、団体戦なんだ」

と。

生命保険営業は、基本的には個人戦です。
一方で相続は、自分にできないことは、できる人の力を借りて、クライアントに価値を提供していく。
自分が知らないことは、知っている人に聞く。
それぞれの専門性を持ち寄って、一人のお客様をチームで支えていく。

むねお所長は、相続の仕事に強烈に惹かれました。

そして2013年7月、

「保険の人を辞めて、相続の人になる」

と決めました。

ただし、勘違いしてほしくないのは、その時のむねお所長には、今のような充実した日々や明るい未来が見えていたわけではないということです。

ビジネスモデルもない。
戦略もない。
戦術もない。

相続コンサルタントとして食べていける保証なんて、もちろんありません。

士業でもない。
相続案件の経験もほとんどない。

しかも、それまで最大の武器だった生命保険という商品さえ扱わずにやっていこうとしている…

今振り返っても、なかなか無茶な話ですよね笑

その時にむねお所長の心のうちにあったものといえば、

「これから相続で困る人は、もっと増えるはずだ」

そして、

「富山で相続なら川口さんだね、と言ってもらえる人になりたい」

という思いだけでした。

決断するから、未来が動き始める

人生の大きな決断というのは、答えが分かってからするものではないのかもしれません。

むしろ、

「決断するから、未来が決まっていく」

のではないか。
今は、そんなふうに思っています。

もし2013年の夏、僕がプルデンシャルを辞める決断をしていなかったら。
2014年2月に、初めて相続コンサルタントとして顧問契約をいただいたお客様とも出会っていなかったでしょう。

今の「相続マーケティング研究所」もありません。

家族会議支援という仕事にもたどり着いていなかったかもしれません。

今、一緒に仕事をさせてもらっている方々とも、おそらく出会っていません。

つまり、あの日の決断を起点にして、未来の景色が少しずつ変わっていったのだと思います。

もちろん、その道は決して平坦ではありませんでした。

むしろ「山あり、谷あり、谷あり、谷あり」

そんな感じです。

登りたい山の頂上は、なんとなく見えていたのですが、でも、自分が立っている場所からはあまりにも遠い。

本当にこの道を一歩ずつ歩いていけば、あそこへたどり着けるのだろうか?
そもそも道がつながっているのか…
そんなことすら分からない時期もありました。

それでも、前を向いて歩くしかありませんでした。

そして13年歩いてきた今、ようやく分かることがあります。

決断とは、

「正解を選ぶこと」

ではなく、自分が選んだ道を、

「正解にしていくこと」

なのだと思います。

「大丈夫だよ」ではなく、「大丈夫にしていくんだ」

もし今、2013年8月の自分に会えたとしたら。何と言うでしょう?

「大丈夫だよ」

と言ってあげたい気もします。
でも、たぶん僕はそうは言いません。

なぜなら、その後、本当にいろいろなことがあったからです(苦笑)

仕事でも、人生でも、思い通りにならないことがたくさんありました。

遠回りもしたし、失敗もしました。

何度も立ち止まりました。

だから、当時の自分にあったら、こう言うと思います。

「これから結構いろんなことあるぞ」

って(笑)。

でも、そのあとに、もう一言。

「それでも迷わず進めばいいよ」

って。

そして、

「大丈夫とはいえないけど、自分で大丈夫にしていけばいいんだぜ。」

と伝えたいです。

プルデンシャルを辞めたことが正解だったのか、不正解だったのか。

そんなものは、辞めた瞬間には分かりません。

僕にとって今の人生が「正解」だと思えるのは、あの決断のあとに、13年間積み重ねてきた時間があるからです。

選んだ道を正解にするために、毎日少しずつ前に進んできた。

ただ、それだけなのだと思います。

気がつけば、プルデンシャルで過ごした約14年間と、相続コンサルタントとして歩んできた時間が、ほぼ同じ長さになりつつあります。

あと1年経てば、僕のキャリアは、

「プルデンシャルにいた時間」よりも、

「相続コンサルタントとして生きてきた時間」のほうが長くなります。

そのとき僕は、何を感じているのでしょうか。

また1年後、8月の終わりに振り返ってみたいと思います。

13年前、未来なんて何も見えていなかった自分へ。

あのとき決断してくれて、ありがとう。

そしてこれからもずっと、自分で選んだ道を、自分の手で正解にしていこうな。

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この記事を書いた人

川口 宗治

川口 宗治

株式会社ライブリッジ代表取締役。
1973年富山県生まれ。
25歳から39歳まで14年間外資系生命保険会社で
セールスとマネジメントに携わる。
2013年、40歳で独立し、ライブリッジ開業。
現在は「相続マーケティング研究所 むねお所長」
として相続ビジネスで成果をあげたい事業者に、
じわじわと確実に効果の上がる各種プログラムを提供している。
特に社員5人未満のスモールビジネスの方へのサポートが得意。
18歳からアメフトを始め、44歳までの27年間現役を続行。
趣味は焚火、スキンケア、カメラ。好きな飲み物はwhisky。