
相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治です。
会議やチーム運営の場で、リーダーが
「みんなはどう思う?」
「多数決で決めようか」
そんな光景をよく目にします。
一見すると、みんなの意見を尊重する「開かれたリーダーシップ」のように映りますが、実はそうではないケースが少なくありません。
本当のところは
決断の責任を背負うのが怖いから、みんなに決めてもらっているだけ
かもしれません。
もしくは、嫌われるのを恐れているだけ、という言い方ができるかもしれません。
リーダーの仕事は決断をすることです。
リーダーとは、経営者や事業家だけではありません。
サークルや任意団体のリーダーも然り、です。
また、自分の人生を大切にしている人にとっては、
自分自身が自分の人生に責任を負っているリーダーです。
今日の記事は、決断する勇気の大切さについて、全てのリーダーに捧げます。
決断するには勇気が要る

決断にはリスクが伴います。
うまくいけば称賛されますが、失敗すれば批判の矢面に立つことになる。
そのプレッシャーを避けたくて、
「みんなで決めたから」
「自分だけの責任じゃないから」
という逃げ道をつくるのです。
しかし、これではリーダーとしての存在価値が薄れてしまいます。
むねお所長がアメリカンフットボールから学んだことを聞いてください。
むねお所長はQB(クォーターバック)というポジションでした。
攻撃の司令塔と言われるポジションであり、
全てのプレーを選択権を持ち、試合の局面を瞬時に把握して、最適解と思われるプレー選択をし、チーム全体に指示を出し、プレーを完遂させる、その責任を負っていました。
しかもアメリカンフットボールのルールとして、25秒以内に次のプレーを始めないと反則を取られます。
現状認識とプレー選択の決断までに与えられた時間は賞味のところ約5秒。
選択したプレーが正解かどうか、それは誰にもわからない。
そんな中で、決断の連続にさらされるのが、QBというポジションだったのです。
むねお所長は大学3年から社会人チームでの経験を合わせて、7年間もQBというポジションを務めました。
その時の経験は、迅速な決断の大切さを教えてくれました。
決断こそリーダーの仕事

もちろん、意見を集めることは大切です。
リーダーが独善的に突っ走れば、周囲はついてきません。
けれども、最終的に方向性を「決断」するのはリーダーの役割です。
みんなの意見を参考にするのは良い。
でも、決めるのはあくまでリーダー。
決断とは「決めて断つ」ことです。
やることを決め、同時にやらないことを断ち切る。
その重みを引き受けてこそ、リーダーは信頼され、チームも動くのです。
この点においては、仕事もアメフトも全く同じですね。
相続パーソンにとってのリーダーシップ

相続ビジネスも同じです。
クライアントや家族会議の場で「みんなの意見を尊重する」ことは必要ですが、最終的に方向性を示し、合意形成へ導くのは相続パーソンの大切な役割です。
また、専門家とのチームにおいても同様で、
「このチームをどう運営するか、みんな揃って話し合いましょう」
というと聞こえはいいかもしれませんが、それではチームが機能しないことが多いもの。
「誰もが納得する正解を選ぶ」のではなく、「この道でいく」と腹をくくって決断する。
そして決めたからには最後までそれをやり抜く。
その決断力と実行力こそが、クライアントや仲間からの信頼につながるのです。
まとめ
みんなの意見を尊重しようとするのは一見スマートですが、それは決断の責任を回避しているだけかもしれません。
また、決断を先延ばしするのも、責任の回避なのかもしれません。
- 決断を引き延ばす=逃げ道を残す行為
- 即断=責任を引き受ける覚悟
リーダーに求められるのは後者です。
決断の恐怖を感じるのは自然なことです。
むしろ、恐怖を感じるほどの決断だからこそ、それは未来を変える力を持っているのです。
だからこそ、そこから逃げずに正面から向き合いたいと、むねお所長はいつも考えています。
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