川口 宗治 
相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治です。
ビジネスをしていると、
思ったように数字が上がらない時期があるのは当然です。
常に右肩上がり、常に計画通りに進まない、それがビジネスです。
数字と言ってもいろいろな数字がありますが、
今日は
「売上」
が思うように伸びないときの考え方についてお話ししますね。
売上が伸びないときの考え方
思ったように売上が上がらない。
売れると思ってリリースしたサービスが売れない。
そんなとき、ビジネスパーソンだったら誰でも、
不安で夜も眠れないような日々を過ごします。
クライアントにヒアリングしたり、
見込客との面談のトークを考え直したり、
色々と試行錯誤することでしょう。
売上が上がらないときには、
ありとあらゆるチャレンジをするチャンスです。
100のチャレンジをすると、
３つぐらいは難局を打開するヒントが出てくるものです。
売上が上がらないときは、
新たなチャレンジの大チャンスです。
不安な気持ちを抱えながらも、
頭に汗をかき、
知恵を絞り、
新しい展開を自ら作り出してください。
その試行錯誤の積み重ねが、
経営者としてのあなたを強くしてくれます。
しかしその一方で、
売上が上がらないときに
「これだけは絶対にやるな」
という策があります。
それが何かというと・・・
これだけはダメ、ぜったい。
売上が上がらないときに
「これだけは絶対にやるな」
という策、それは
「値下げ」
です。
値下げは、頭を使わなくても、努力をしなくても、
簡単にできる策です。
経営者としての挑戦の機会を剥奪する最悪の策です。
しかも、仮に値下げして売れたとしても、
・客層の変化（多くの場合、価格低下は客層の悪化に直結します）
・クレームの増大
・販売数が増えることでの工程数のアップ
・ヒューマンエラーの可能性が増える
・コストの増加
・利益の低下
など、安易な値下げには多くのリスクを伴います。
特に、競合他社がいる場合に、値下げによる価格勝負に持ち込むことは、
お互いに疲弊して勝者がいない戦いを強いることになりますので、
慎重な判断で値決めしてください。
値下げ以外にやるべきことは・・・
人が何かを購入を決定するときの判断基準は至ってシンプルです。
それは、
購入しようとする商品やサービスの価値が支払う額より高いと感じたとき
です。
つまり、やるべきことは値下げではなく
「価値上げ」
です。
あなたの商品やサービスの価値を上げることで、
見込客の購買スイッチを押す努力をしてください。
安売りは◯◯にやらせとけ
最後に、マーケティングで有名な格言をお伝えします。
「安売りはバカにやらせとけ」
安易な値下げをするバカは早晩必ず経営が悪化し、市場から撤退を余儀なくされます。
あなたがそのような愚かな選択をしないことを心からお祈りしています。
※過激な言い方でビックリされたかもしれませんが、
より伝わりやすいようにあえてストレートに表現しました。
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