ONE TEAMは1日にしてならず

2019年10月15日

台風19号による被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
これ以上被害が拡大しないことを切に願います。

ONE TEAMを目指したラグビー日本代表

ラグビーW杯日本大会にて、日本代表が快進撃!
予選プールを全勝1位通過です。
国籍や文化や考え方の異なるメンバーに外国人監督というチームは

「ONE TEAM」

という合言葉を掲げてここまでやってきました。
多くの時間と多くの犠牲を払ったことでしょう。
今、その努力が大きく花開こうとしています。
一人の日本人として、精一杯応援し、しかと見届けたいです。

「笑顔相続」は1日にしてならず

相続の現場でも同じです。
私たち相続コンサルタントは、クライアントのご家庭に相続が発生した時、つまりご家族の誰かが亡くなった時、
それをきっかけに家族や親族が争いごとに巻き込まれてしまう「争族」ではなく、
「笑顔相続」になるようなサポートをすることが大きな役割です。
そのためには、クライアントとそのご家族やご親族が、普段から同じ問題を共有できていて、コミュニケーションが取れていて、お互いのことを信頼している状態であることが望ましい。
普段はギクシャクしている家族が、相続が起きた時だけ笑顔になることは有り得ない。
だからこそ、笑顔相続を迎えるためには普段から「笑顔家族」でいることが必要です。
まさに、「笑顔相続は1日にしてならず」ですね。
(「笑顔相続の前に笑顔家族」という大切で大きな価値のある考え方は、私の師匠である福井の相続専門行政書士、青木克博先生に教えていただきました。青木さん、いつも本当にありがとうございます。)

笑顔家族の実現をサポートする存在、それが「相続コンサルタント」

「笑顔家族」を実現するためには、当事者である家族のメンバーだけでそれができるケースばかりではありません。
時には第三者が間に入って潤滑油のような役割を果たすことも必要です。

「息子さん、娘さん、お父さんが今後についてどんな心配をしているのか伝わりましたか?」
「ご長男はどう思っていますか?」
「長女さんはどうですか?」
「どうしてそう思うのですか?」
「お父さん、お子様たちのご意見はご理解されましたか?」

など、一人一人の意見を聞き、誰かの意見を押し付けることをせず、それぞれの間の問題意識を引き上げ、家族同士の相互理解と信頼強化のサポートをすること。
それが相続コンサルタントの大きな大きな価値であり、重要な役割です。

家族会議支援というサポートプログラム

これらを実現するために、ライブリッジの相続コンサルティングのコアになっているのが

「家族会議支援®︎」

というサポートプラグラムの提供です。
家族会議を家族だけでやらずに相続コンサルタントが立ち会って司会進行を請け負う。
意見の押し付けはせず、問題の共有と相互理解と信頼強化のために立ち振る舞う。
実際に家族会議支援をサポートしたクライアントは

「これがなかなかできなかったのよね」
「家族で話すだけなんだけど、問題がデリケートだから難しくて」
「家族のそれぞれがどう考えているかちゃんと聞けてよかった」

など、とてもありがたかったという感想をもちます。
これこそ相続コンサルタントが果たせる大きな役割ですね。

大切な役割を果たす「相続コンサルタント」

ラグビー日本代表の戦いも、相続の現場も、そうそう簡単には望ましい状況にならないかもしれません。
時間をかけて、心と体と頭に汗をかきながら、しっかりと準備をすることでのみ、それが実現するのかもしれません。
相続の現場で、クライアントの「真の要望」を見極めて、それを満たせるような相続コンサルタントが、日本にたくさん誕生することを心から願っています。

【お知らせ】「家族会議支援」について学びたい方へ
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この記事を書いた人

川口 宗治

川口 宗治

株式会社ライブリッジ代表取締役。
1973年富山県生まれ。
25歳から39歳まで14年間外資系生命保険会社で
セールスとマネジメントに携わる。
2013年、40歳で独立し、ライブリッジ開業。
現在は「相続マーケティング研究所 むねお所長」
として相続ビジネスで成果をあげたい事業者に、
じわじわと確実に効果の上がる各種プログラムを提供している。
特に社員5人未満のスモールビジネスの方へのサポートが得意。
18歳からアメフトを始め、44歳までの27年間現役を続行。
趣味は焚火、スキンケア、カメラ。好きな飲み物はwhisky。