もしドラ

むねお所長
むねお所長
『 相続ビジネスはマーケティングでうまくいく!』

相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治
です。

「もし高校野球の女子高生マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」

あなたは10年以上前に大ヒットしたこの本を読んだことがありますか?
この本は相続関連の書籍ではありませんが、相続コンサルタントとしてクライアントの相続対策のためのプロジェクトをマネジメントする際に非常に役に立つ本なんです。
むねお所長は2009年に初めて読んで以来この本が大好きで、ことあるごとに手にとって再読することしばしば。
(何故か涙を流しながら読み入ってしまうんですよね)

先日久しぶりに手に取って読んでみたのですが、やはりとても多くの気づきがありました。
この記事では相続パーソンにとっても超おすすめのこの本のむねお所長的お役立ちポイントについてシェアしますね。

むねお所長的お役立ちポイント①

「どうやったら野球部を甲子園に連れていけるか」

と考える前にまず「野球部甲子園に連れて行く」と決めてしまった。

そしてそう決めたらもう考えるのやめ、すぐ行動に移したのである。

【むねお所長談】
決断の先に未来が決まる。
という言葉がありますが、まずは「決める」そして「退路を絶つ」ことで未来を手繰り寄せることができるんですね。

むねお所長的お役立ちポイント②

「才能ではない。真摯さである。」

【むねお所長談】
マネジメントを司る人に必要な素養は多々ありますが、才能よりも真摯さが必要なのだと本書は言っています。
相続コンサルタントとして読み替えたとしたら、

「専門知識ではない。寄り添う心である」

となります。

「人を管理する能力、議長役や面接の能力を学ぶことはできる。
管理体制、昇進制度、報奨制度を通じて人材開発に有効な方策を講ずることもできる。
だがそれだけでは不十分ではない。根本的な資質が必要である。真摯さである。」

と書いてある部分がとても心に響きました。

むねお所長的お役立ちポイント③

定義づけることが何より大事。

【むねお所長談】
この本には

『あらゆる組織において、共通の物の見方、理解、方向づけ、努力を実現するには、「われわれの事業は何か。何であるべきか」を定義することが不可欠である。』

とあります。これが適切に定義されていない組織がうまくいくことはまずありません。
あなたがそのような組織にいるならば、まずもってこの定義づけに取り組んでください。
組織のトップがこれを理解していないならば・・・その組織をすぐに離れることをオススメします。

その他参考ポイント

上記以外にもたくさん付箋が貼ってあったり蛍光ペンを引いていたり、たくさんの参考ポイントがありますのでご紹介します。

  • 企業(組織)の目的と使命を定義する時、出発点は1つしかない。顧客である。
  • ファーボウルを出したくて出すピッチャーは、この世に1人もいない。
  • 週に一度のノーグラウンドデイこそ、言語化とイメージをクリアにするための良い施策。(140p)
  • イノベーションとは、科学や技術そのものではなく価値である。組織の中ではなく、組織の外にもたらす変化である。イノベーションの尺度は、外の世界への影響である。
  • イノベーションの戦略は、既存のものは全て陳腐化すると仮定する。
    (中略)イノベーション戦略の一方は、古いもの、死につつあるもの、陳腐化したものを計画的かつ体系的に捨てることである。
    イノベーションを行う組織は、機能を守るために時間と資源を使わない。
    機能を捨ててこそ、資源、特に人材と言う貴重な資源を新しいもののために解放できる。
    イノベーションの戦略は、既存のものは全て陳腐化すると仮定する。
    (中略)イノベーション戦略の一方は、古いもの、死につつあるもの、陳腐化したものを計画的かつ体系的に捨てることである。
    イノベーションを行う組織は、機能を守るために時間と資源を使わない。機能を捨ててこそ、資源、特に人材と言う貴重な資源を新しいもののために解放できる
  • 市場において目指すべき地位は、最大ではなく最適である

などなど。
私たちの仕事にも取り入れられることがたくさんあるのではないでしょうか?

まとめ

もしドラはビジネス書です。
とても役に立つポイントがたくさん散りばめられています。

と同時に、物語としてもとても秀逸です。
一流の文学にも負けない感動のストーリーがそこにはあります。

まだ読んでいない人、以前読んだけれどもしばらく読んでいない人に、
むねお所長が自信を持ってオススメします。

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この記事を書いた人

川口 宗治

川口 宗治

株式会社ライブリッジ代表取締役。
1973年富山県生まれ。
25歳から39歳まで14年間外資系生命保険会社で
セールスとマネジメントに携わる。
2013年、40歳で独立し、ライブリッジ開業。
現在は「相続マーケティング研究所 むねお所長」
として相続ビジネスで成果をあげたい事業者に、
じわじわと確実に効果の上がる各種プログラムを提供している。
特に社員5人未満のスモールビジネスの方へのサポートが得意。
18歳からアメフトを始め、44歳までの27年間現役を続行。
趣味は焚火、スキンケア、カメラ。好きな飲み物はwhisky。