むねお所長、大御所から呼び出されるの巻

相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治です。
私が相続コンサルタントとして独立した2013年ごろは、
相続の仕事は「士業」だけのものであり、
 
士業ではない者は相続マーケットの傍流であるという意識が、

日本全国に蔓延していました。
 
時は流れて2021年。
 
現在の相続マーケットはどうでしょうか?
現在では日本全国に、様々な相続関連の民間資格があります。

相続以外にも終活や生前整理関係など、
色々な人が相続の現場でクライアントのために努力と貢献をしています。

そのほとんどは「士業ではない」人です。

私もその1人です。

税理士や行政書士や司法書士や弁護士などの国家資格を一切持っていなくても、
クライアントに選ばれ、喜ばれるような役割を果たしている人が、
ここ数年爆発的に増えてきました。
そのような人たちを、私は
「相続コンサルタント」
と総称しています。

私の目には、相続コンサルタントという存在は
これからの日本でますます強く求めれられ、
の役割をしっかり果たしていく姿がハッキリと映っています。

しかし、世間一般の人から見ると、
「相続コンサルタント?そんな仕事あるの?そんな人いるの?」
という状態でしょう。

今日は実際に私が独立して半年後に起きた事件についてお話します。

士業ではない相続コンサルタントの出現

私が開業した地は富山県富山市。

地方都市で「相続コンサルタント」として独立した訳ですが、
2013年当時は

「相続コンサルタント」
という職業についてきちんとした理解をしている人は、
 
富山県内では私も含めて「0人」でした。

今考えると恐ろしいのですが・・・
何を隠そう私自身も
「富山の相続の現場で困っている人の助けになる!」

「富山から争族を無くす!」

「士業ではない立場でクライアントの役に立つ!」
という、高い志と熱い情熱はありましたが、
「相続コンサルタントってどんな職業なの?」
と聞かれても、確固とした説明ができない私がいました。

富山県Z理士会の大御所先生からの「お呼び出し事件」

創業してから約半年が過ぎた頃と記憶しているので、
あれは2014年の春でしょうか?

富山県のZ理士界ではとても有名な大御所先生(70代)の事務所の秘書と思しき女性から

「うちの◯◯先生が川口さんとお話したいと申しておりますので、事務所までお越し願えませんか?」

という連絡がありました。
 
富山では有名は税理士さんが、
 
私に一体何の用事があるんだろう?
 
と、考えながら、言われたまま先方の事務所に伺いました。

そこで繰り広げられたのはこのような会話でした・・・
Z理士先生(以下「Z」)「川口君は相続コンサルタントって言ってるけど、どんな仕事をしてるの?」

川口(以下「川」)「相続のことで困っている人の相談を聞き、問題点を整理して然るべき士業の先生にお繋ぎしています。」

Z「税理士とか行政書士とか、国家資格は何を持ってるの?」

川「何も持っていません」

Z「国家資格が無いのに相続の仕事なんてできる訳ないじゃないか。
無資格で相続税の申告書とか書いてはいけないことくらい知っているだろう」
川「無資格で士業の先生の仕事をこっそりやるというビジネスではありません。
誰に相談していいかわからない相続の困り事を持っている人の相談を受け、
問題が大きくならないうちに然るべき専門家にお繋ぎして、
クライアントとそのご家族の未来に憂いを残さないためのサポートをしています」

Z「またまた、そんな事言ってもそれじゃ飯は食えるはずないじゃないだろう。
行政書士の資格くらい取りなさいよ」

川「いえ、私は今まで通り”士業ではない”という立ち位置で、
クライアントに貢献していきたいと考えています」

Z「変わった事いうんだね、君は。
ま、応援するけどそのうち食えなくなったらウチの事務所で雇ってあげるから、いつでも連絡くださいな。
相続税の案件があったらやってあげるからウチに回してね。」
このような会話がなされました。

(ハラワタが煮えくり返る、とはまさにこのことでした・・・)
業界の大御所に呼び出しを食らう、というかなりドキドキする経験で、
とても緊張して面会に望んだ訳ですが、
私がこの経験で決定的にわかった事はこのような事でした。
「士業の大御所の先生と言えども、相続問題の本質をわかっている訳ではないんだな。
むしろ、士業は”専門性が高い”からこそ、
全体像を俯瞰して見ることには慣れていない人も多いんだ。
士業ではない相続コンサルタントは、
部分最適ではなく”全体最適”を目指すための
現場監督の役割を果たせばいいんだ」
と。

相続コンサルタント=相続の現場監督

相続コンサルタントは、部分最適ではなく全体最適のために現場監督の役割を果たす。

これこそ、
「士業ではない相続コンサルタント」
の果たすべき役割であり、そこには無限の可能性が秘められています。
現場監督として、クライアントに近い立ち位置で
「本当の困りごとは何か?」
「本当の望みは何か?」
をクライアントとともに考える第三者がいて初めて、
「クライアント本人すら気づいていない問題の本質」
にたどり着くことができます。
士業ではない相続コンサルタントの本当の役割を気づかせてくれた、
富山県Z理士会の大御所からの「お呼び出し事件」
に、今となっては感謝しているむねお所長なのでした。

この記事を書いた人

川口 宗治

株式会社ライブリッジ代表取締役。
1973年富山県生まれ。
25歳から39歳まで14年間外資系生命保険会社で
セールスとマネジメントに携わる。
2013年、40歳で独立し、ライブリッジ開業。
現在は「相続マーケティング研究所 むねお所長」
として相続ビジネスで成果をあげたい事業者に、
じわじわと確実に効果の上がる各種プログラムを提供している。
特に社員5人未満のスモールビジネスの方へのサポートが得意。
18歳からアメフトを始め、44歳までの27年間現役を続行。
趣味は焚火、スキンケア、カメラ。好きな飲み物はwhisky。