今日は相続の仕事に携わっている人ならきっとハマるであろう書籍のご紹介をします。
相続の書籍、といっても読むのに相続の専門知識は必要ありません。
法律用語も知らなくて大丈夫です。
なぜなら、紹介するのは専門書ではなく小説だからです。
相続パーソンに必要なのは専門知識ではなく法律用語でもなく、
「相続に携る者としてクライアントの気持ちを理解しようとする心」
「一人の人間として、愛する人を大切に思う気持ち」
です。
こう考える相続パーソンにはぴったりの作品です。
それでは早速紹介しますね。
辻村深月著「ツナグ」です。
ネタバレになるのでこの小説の詳しい内容は伏せますが、少しだけ。
「もしたった一人だけ、亡くなった人に会えるとしたら、誰と会いたいですか?」
この小説には、亡くなった人に合わせてくれる使者が登場します。
その使者を「ツナグ」といい、亡くなった人と生きている人の心と心を繋ぐ役割を果たします。
私が初めてこの作品を知ったのは、小説ではなくDVDの「ツナグ」でした。
7年ほど前に初めて観てとても気に入り、そのあと原作を読みました。
DVDも小説も、何度も繰り返し見ています。
映像もいいですが、私は個人的に小説が好きで、
年に1度くらいのペースで手に取っては繰り返し読んでいます。
むねお所長はこの小説を読むといつも必ず思うことがあるんです。
それは
「亡くなる前に大切な人に自分の思いをちゃんと伝えておくことはとても大切なことだ」
ということ。そして
「大切な誰かが亡くなってしまう前に、お互いの気持ちをちゃんと伝えることができたら、それはどんなに素晴らしいことだろう」
ということです。
私はこの作品に出会ってから1年ほどで、相続コンサルタント事務所を開業しました。
この小説を読んで感じたことが、まさに今の私の事業の根幹にある思いそのものです。
これからも私は何度もこの小説を手に取ることでしょう。
そしていつも
「家族の大切さ」
「思いを届けることの尊さ」
を感じる自分でいたいと思っています。
まだ読んだことがないという方は読んでみてください。
そして是非感想を聞かせてくださいね(*^^*)
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