『相続マーケティング研究所』むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治です。
あなたが新たに相続の仕事にチャレンジし始めた人だとしましょう。
まず最初に何をするでしょうか?
・相続分野の専門知識を学ぶ
・相続や終活関係の資格を取得する
・相続関連の人脈を増やす
などの行動が考えられるでしょう。
私・むねお所長も、2013年に独立した直後はそのような行動を取りました。
数ヶ月もすると、相続関連の様々な専門知識は増え、相続分野の専門家との人脈が増えてきます。
このように勉強したり資格を取得したり業界の人脈が増えてきたりすると、
「普通の人が知らないことがたっくさんわかってきたぞ」
「かなりプロっぽくなってきたぞ」
と感じます。
そして、
「あとは集客さえうまくいけばビジネスとして成り立つに違いない」
と考えます。
その結果、
「次は集客のことを学んでビジネスを成功させるぞ」
となるのです。
が・・・
「あとは集客さえうまくいけばビジネスとして成り立つに違いない」
というのは、盛大なる勘違いです。
え?
集客がうまくいけばビジネスは上手くいくんじゃないの?
そう思いますよね。
でも、それは盛大なる勘違いです。
(大事なことなので2回言いました)
今日は「集客が全て、ではないよ」というテーマでお話ししますね。
「集客」という意味の範囲の広さ
「集客」の定義を辞書で引いたなら、
「客を集めること」
と、この上なくシンプルに書いてあるわけですが、
実は「集客」という言葉の守備範囲はとてつもなく広大なことを知っていますか?
例えば・・・
・あなたのようなスモールビジネスと、
マクドナルドやメルセデス、ルイ・ヴィトンなどのような世界に冠たる大企業では、
やるべき集客は違います。
・あなたのように目に見えないサービスを提供する事業者と、
iPhoneやMacなどを展開するアップルや、腕時計などを展開するSEIKOなど、
目に見えて、手にとって触れて、その便利さを実感できるモノを販売しようとする事業者では、
やるべき集客は違います。
・あなたのように一つのサービスに数十万円という高価格を設定している事業者と、
100円均一のお店やひとつ398円のシャンプーやリンスなどを販売する事業者では、
やるべき集客は違います。
・あなたのように少数のクライアントと深く関わることが目的の事業者と、
毎日300万杯飲まれているコーヒーを販売するコンビニ業界では、
やるべき集客は違います。
・あなたのように、エリア戦略(ある一定の地域でのビジネス)をとっている事業者と、
日本全国に展開しているユニクロやニトリなどの事業者では、
やるべき集客は違います。
このように、一口に集客と言っても、その内容は様々です。
あなたの事業がはっきり決まっていないと、
あなたのやるべき集客の正解は見えてこないのです。
少しばかり相続の専門知識や各種資格を取得したような状態で、
「あとは集客さえうまくいけばビジネスとして成り立つに違いない」
というのが盛大なる勘違いだ、ということがわかりましたか?
本当に大切なものは集客ではなく◯◯
じゃあ、本当に大切なものは集客ではないとしたら、
それって何でしょうか?
少し考えてみてください。
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どうでしょう、答えは見つかりましたか?
まとめ
ビジネスは集客が全て、と思われがちですが、
実はビジネスにおいては集客が全てではない、ということがわかりましたか?
例えていうなら、
野球のルールを知らない小学生が、
大人が使う大谷翔平モデルの重いバットや手のサイズに合わない大きなグローブを買ってしまい、
打撃フォームや投球フォームを知らずに見様見真似でやってしまい、
体力がないのに猛練習をして、
結果として身体中を故障してしまう、という感じですね。
「それよりもまずは野球のルールを覚えようよ」
「自分の身体に合った道具を使おうよ」
「そもそもまずは体力をつけることが先だよね」
という、当たり前のことが、
こと自分のビジネスのことになると盲目的になって見えなくなってしまいがちなのが私たちです。
たまには立ち止まって、
今の自分に本当に必要なことは何か?
これからのビジネスに必要なことは何か?
について考えてみるのもいいかもしれませんね。
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