相続コンサルタントとして食べていくために
知っておくべき「3つの役割」【Part1】

むねお所長
むねお所長
『 相続ビジネスはマーケティングでうまくいく!』

相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治
です。

相続コンサルタントって何をする人?

そんな仕事で食べていけるの?

相続業界の界隈の人だったら必ずと言っていいほど、
このような疑問を持ったことがあるでしょう。

相続コンサルタントとは何をする人か?

そして相続コンサルタントという仕事で本当に食べていけるのか?

この記事ではその疑問に、むねお所長が盛大にお答えします。

相続コンサルタントという仕事を知りたい方、
相続コンサルタントで食べていきたい方は、
どうぞ最後まで読んでくださいね。

相続コンサルタントとかいう怪しいヤツら・・・?

2013年に相続コンサルタントとして独立した私・むねお所長。
これまでに何度も士業の方から絡まれることがありました。

富山のある税理士さん(かなりのご高齢)に呼び出されて

「士業の資格のない者が相続の仕事をするなど不届き千万」

とストレートに言われました。

また、ある地域で有名な弁護士先生(私はお会いしたことがない方ですが)が、

「相続コンサルタント?そんなのは非弁行為をしてるに決まってるから、
一度痛い思いを味わってもらわないといけないな」

とおっしゃっていることを、私の懇意にしているFPの方から聞いたこともあります。

(その時はそのFPさんが「川口さんはちゃんとしている人で非弁行為などしてない、と弁護士先生に進言してくれたお陰で事なきを得ました)

また、Twitterでは定期的に

「相続コンサルタントとかいう怪しいヤツらが士業を紹介して高額のフィーをもらってる。
そんなの士業ならみんな無料でやってるのにね」

「最初から◯◯◯士に相談にきた方がいいのにね」

などという士業の先生(と思しき人)のツイートが散見されます。

相続コンサルタントを、エセ士業・士業紹介屋という理解をしている人には、
ここでハッキリ言っておきましょう。

相続コンサルタントの本当の役割は、士業の先生の真似事でもなければ、
士業紹介屋でもないんですよ。

相続コンサルタントは「エセ士業」でも「士業紹介屋」でもない

確かに、相続コンサルタントと名乗る人も千差万別です。
レベルの違いや、相続コンサルタントという役割の理解度にも差異があるのが現状です。

その理由は、相続コンサルタントという職業がまだまだ黎明期だから。

まだまだ相続コンサルタントという職業に確固たる定義づけができていません。
いや、もしかしたら今後も決まった定義づけなどできないのかもしれません。

だとしたら、相続コンサルタントという仕事の定義づけは、
私たち相続コンサルタントが個々に行うものなのです。

誰かが唯一絶対な相続コンサルタントの定義を語り、
それを強要するというナンセンスで前時代的なやり方は完全に間違いです。

そうではなく、

「私は相続コンサルタントとしてこのような役割を果たします」

と、相続コンサルタント個人個人がそれぞれの役割を定義づけて表明していく必要があるのです。

そういう意味では、相続コンサルタントの仕事を

「士業の真似事」「士業紹介屋」

と自ら定義づけている人にとっては、
相続コンサルタントの仕事はそのようなものになってしまうのかもしれません。

多いのは士業が勝手に勘違いしているケース

むねお所長の経験を基にお話ししますと、
相続コンサルタント本人が自分の役割を士業の真似事、士業紹介屋と定義づけている、というケースは
ほとんどありません。

むしろ士業の先生で、相続コンサルタントのことを知らない方にこそ、
このように間違った理解をしている人が多いのが印象です。

資格の無い人が相続の仕事をすることに対して、
本能的に防御の構えをとっているのでしょう。

そのような士業は
士業以外との付き合いが乏しく、
他業種のビジネスパートナーがいない、という特徴があります。

そんな先生は、コミュニケーション能力に問題があることが多いです。
そして最悪の場合、士業の資格が無い相続コンサルタントに対し、
ライセンスパワーを持ってマウントを取りに来るのです。

これを読んでいる相続コンサルタントのあなたが、士業の先生に高圧的な態度を取られたとしたら、
あなたにオススメの行動は

「盛大に距離をとる」&「絶対にその先生に仕事をお願いしない」

です。

理解度の高い士業が爆増中

相続コンサルタントを目の敵にしたい士業がいる一方で、

「士業の先生の役割と、相続コンサルタントの役割は違う」

と、相続コンサルタントの役割をしっかり理解し、
心から信頼してくれる士業が増えているのも事実です。

そのような先生方は一様にこうおっしゃいます。

「相続コンサルタントの方が一緒にいてくれる案件は、
クライアントの安心感や満足度が違う。

「相続コンサルタントの方は、私たち士業が苦手な部分を
非常にうまく進めてくれるのでとても助かる」

「クライアントとの信頼関係構築のスキルはもはや特別な専門性」

「相続コンサルタントが介在してくれることで、
士業の仕事の工程数が明らかに減る」

「新規顧客獲得コストがゼロで、仕事の工数も減るので、
クライアントへの請求書は一般のケースよりもディスカウントできる」

などなど、
とにかく相続コンサルタントを

「頼もしいビジネスパートナー」

と捉えてくれているのです。

相続コンサルタントのあなたが信頼できる士業とのネットワークを作りたければ、
あなた自身が相続コンサルタントの役割をしっかりと定義づけ、
士業の先生に理解を求めていってください。

必ず理解してくれる士業の先生と出会うことができます。

相続コンサルタントの価値ある3つの役割とは?

それでは、相続コンサルタントの役割とは何でしょうか?

むねお所長が考える相続コンサルタントの役割は3つ。

①詳細なヒアリングを通して
クライアントの問題点を特定する役割。

②複数が絡み合った問題を解決するための
ロードマップを描く役割。

③ロードマップ通りに問題解決に向かうため、
様々な専門家との協業を必要とする複数のプロジェクトの
プロジェクトリーダーとしての役割。

この3つは、今まで相続業界で誰も果たしてこなかった、大きな価値がある役割なのです。

この記事は長くなってしまったので、それぞれの役割については次回の記事で詳しく書きますね。

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この記事を書いた人

川口 宗治

川口 宗治

株式会社ライブリッジ代表取締役。
1973年富山県生まれ。
25歳から39歳まで14年間外資系生命保険会社で
セールスとマネジメントに携わる。
2013年、40歳で独立し、ライブリッジ開業。
現在は「相続マーケティング研究所 むねお所長」
として相続ビジネスで成果をあげたい事業者に、
じわじわと確実に効果の上がる各種プログラムを提供している。
特に社員5人未満のスモールビジネスの方へのサポートが得意。
18歳からアメフトを始め、44歳までの27年間現役を続行。
趣味は焚火、スキンケア、カメラ。好きな飲み物はwhisky。