一問一答はサイアクです!

むねお所長
むねお所長
『 相続ビジネスはマーケティングでうまくいく!』

相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治
です。

いつのときも、時代は大きく動いているものです。

私たちは、自分の仕事や役割、存在そのもの、社会へ提供する価値について、
常に考えていなければなりません。

相続コンサルタントとして、社会にどんな価値を提供できるか、ということについて考えながら、

【専門知識や情報「だけ」を武器にしてはいけない理由とは?】

について明らかにしていく続編です。

第1弾はこちら↓↓↓↓↓↓
【専門知識や情報「だけ」を武器にしてはいけない理由とは?】

一問一答はサイアク

クライアント
クライアント

相続の準備って、何からやったらいいかわからないんです。
例えば、相続税がかかるのかどうかとか、よくわからないんですよね。。。

相続税の計算方法はこの通りです。
あなたは相続税はかかりませんので安心してください!
(ドヤ顔)

相続の専門家
相続の専門家
クライアント
クライアント

そうなんですね!
安心しました!
ありがとうございました!!

・・・・で済むほど相続コンサルティングは単純じゃないんですってば!!

クライアントが本当に望んでいることは何か、
私たち相続コンサルタントはきちんと理解しなければなりません。

専門知識や法律論「だけ」で勝負している人が気をつけなければならないこと、それは

「一問一答してませんか???」

です。

実はクライアントは疑問に答えてくれることを求めてわざわざ相談に来てるのではないのです。

「相続税がかかるかどうか?」だけを知りたいなら、ネットをググれば事足りることです。

一問一答してしまうのは、専門知識の多くがやりがちな「大きな間違い」です。

では、クライアントの質問にどのように対応すればいいのでしょうか?

最悪な対応事例

相続発生前の「相続対策」に悩んでいるクライアントの多くは、
自分が抱えている「本当の課題」に気づいていません。
例えば

「父が亡くなった後の相続税について心配だから相談に来ました」

という40代の相談者に対し、

「相続税の計算方法はこちらです、これに当てはめると相続税はかからないですね」

と答えてしまうと

「わかりました、ありがとうございます」

となります。

これが最悪な対応事例。

なぜ最悪かというと、クライアントには本当は相続税以外にも解決しておくべき真の問題が潜んでいるかもしれないのに、
それを見つけるためには誰かのサポートを必要とするはずなのに、

その大切な役割を誰も果たせないまま、一部の問題だけを解決して安心してしまっている相談者が生まれることに加担していることになるのです。

相続コンサルタントの正しい初期対応とは?

相続コンサルタントが相続の困りごとを抱えた相談者に対する正しい初期対応、それは

「なぜそれが心配なのですか?」
「もう少し事情を聞かせていただいていいですか?」
「その心配事は他のご家族と共有されていますか?」
「ご兄弟で話しがしにくい事情があるんですか?」

と、クライアントに質問することです。

人は誰かから質問され、その答えを考えることで、自分自身の考えや気持ちが整理できる生きものです。
また、様々な角度から質問を繰り返されることで、

「これまで誰にも言えなかったけど、
この人には全てを話してもいいかもしれない」

と感じることになるのです。

まとめ

このように私たち相続コンサルタントは、相談者の質問に対して一問一答することが本当の役割ではありません。
本人さえ気づいていない問題の本質を一緒に探ったり、
今まで誰にも言えなかった本当の気持ちを話してもらったり、
目の前の人の心情や感情を扱うのが私たちなのです。

これこそ相続コンサルタントが知識や情報「だけ」を武器にしてはいけない理由の2つ目なのです。

(続く)

ライブリッジからのお知らせ①

相続対策において、各種専門家に繋ぐ前に
避けて通れないのが「家族会議」です。

相続の当事者たる家族・関係者の
それぞれが当事者意識を持つために、

また相続の準備・対策をしておかなければ
大変なことになる、という問題意識を共有するために、

相続対策の現場では家族会議を開くことはとても有効です。

ところが家族会議は、クライアントの家族だけでやっては
決してうまくいきません。

そこで私たち相続コンサルタントが行うサポートが

「家族会議支援」

です。

家族会議支援は、
私たち相続コンサルタントの果たすべき大きな役割であり、
クライアントが求めている本当の価値なのです。

この度、家族会議支援を徹底的にマスターするための
1泊2日の合宿を開催することになりました。

リアルでの参加はもちろん、Zoomでも参加可能なこの合宿で、
家族会議支援についてマスターしてくださいね。

ライブリッジからのお知らせ②

「相続ビジネスアカデミー」はスマホ、タブレットがあれば何処でも好きな場所で視聴できる、
会員制オンラインプログラムです。

相続ビジネスアカデミーの会員になると毎月、相続ビジネスに関する2本の相続マーケティングが学べる動画が配信されます。
(1本約20〜30分)

動画を見ることで相続業界の最新情報と、相続ビジネスで売上をあげるヒントを手に入れることができます。
会員は過去動画100本以上がいつでも見放題!

そして毎月1回、むねお所長の個別コンサルティング(通常価格:1時間44,000円)と同水準のクオリティの
グループコンサルティングに参加することもできます。

参加費はなんと月額3,300円!
相続ビジネスアカデミーの会員になって相続ビジネスで売上を上げたいあなたはこちらから詳細をご覧ください。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: WP-13-1.png

この記事を書いた人

川口 宗治

川口 宗治

株式会社ライブリッジ代表取締役。
1973年富山県生まれ。
25歳から39歳まで14年間外資系生命保険会社で
セールスとマネジメントに携わる。
2013年、40歳で独立し、ライブリッジ開業。
現在は「相続マーケティング研究所 むねお所長」
として相続ビジネスで成果をあげたい事業者に、
じわじわと確実に効果の上がる各種プログラムを提供している。
特に社員5人未満のスモールビジネスの方へのサポートが得意。
18歳からアメフトを始め、44歳までの27年間現役を続行。
趣味は焚火、スキンケア、カメラ。好きな飲み物はwhisky。