相続セミナーの主催はハードルが高い?

むねお所長
むねお所長
『 相続ビジネスはマーケティングでうまくいく!』

相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治
です。

前回までのブログで、

「相続ビジネスはチームプレイ」
「保険パーソンよ、もっと相続セミナーをせよ!」
「相続セミナーもチームプレイ」

という3つのテーマについてお話ししました。

もしかしたらこれらの記事を読んでくれたあなたは、
「なるほど、相続セミナーが有効なのは分かった。でも…実際に開催するのは敷居が高いな…」
という気持ちを感じているかもしれません。

「自分は話し上手じゃないし、専門家じゃないし…」
「セミナーをやるのは、ハードルが高すぎる…」

こうした不安を持つのは当然です。
しかし、実は相続セミナー主催のハードルは、あなたが思っているよりもずっと低いんです。

今日は、相続パーソンが相続セミナーをもっと気軽に開催できるようになるための考え方とアクションをお伝えします。


1. 相続セミナーに求められるのは「話のうまさ」ではない!

まず最初に、相続セミナーを開催するうえで誤解されがちなポイントをお伝えします。

「セミナーをするには、話がうまくないといけない」と思っていませんか?

実は、相続セミナーの開催において、「話のうまさ」は必須条件ではありません!

なぜなら、相続セミナーに参加するお客様が求めているのは、
「うまくまとまった話を聞くこと」ではなく、
「自分の相続について考えるきっかけを得ること」だからです。

たとえば、こんな話ができればOK!

  • 「最近、相続の相談を受けることが増えているんです。例えば・・・」
    と事例を話す。(個人情報には最大限注意!事例はデフォルメしてOK)
  • 「皆さんは、ご自身の相続について考えたことはありますか?」
    と参加者に考えてもらう時間をとる。
  • 「実は、多くの方が『まだ先の話だから大丈夫』と思っているんです」
    と、あなた以外もそうだった、ということを伝える。
  • 「それでも早くに相続対策をするメリットがあります」
    と、行動変容を促す。

このように、専門家のような堅苦しい話ではなく、お客様が身近に感じられる話ができれば、
そして相続のことを「自分ごと」として捉えてもらえれば、それだけで十分価値のあるセミナー になります。

「参加者が知らなかった専門的な知識を伝えられたか?」

ではなく、

「いかに参加者の共感を得られたか?」

が重要なポイントです。


2. 相続セミナーの「型」があれば怖くない!

「でも、どんな内容でセミナーをすればいいの?」

ここも、保険パーソンが相続セミナーに踏み出せないポイントかもしれません。

安心してください。
相続セミナーには「型」があります。
それに沿って進めるだけで、簡単に開催できるのです。

例えば、こんな流れのセミナーが考えられます。

【相続セミナーの基本構成】(60分)

  1. 導入(10分)
     「相続とは何か?」→ 相続の基本と意識すべきポイント
  2. 本題(40分)
     「相続でもめないために、今からできること」
     → 相続の事例紹介・よくあるトラブル・解決策
  3. まとめ&個別相談への案内(10分)
     「相続について考えた方は、一度個別にご相談ください!」

この流れに沿って進めるだけで、充分に参加者の満足度が高い相続セミナーになります。


3. そもそも「自分が話す必要はない」というマインドセット

「それでも、やっぱり自分が話すのは不安…」

そう思う方もいるかもしれません。

そこで、考え方を変えてみてください。
相続セミナー=「自分が講師をしなければいけない」わけではありません。

「話すのは別の人に任せて、集客や進行役に徹する」という選択肢もあるんです!

たとえばあなたが保険パーソンだった場合…

集客と告知は保険パーソンが担当(すでに信頼関係がある顧客に声をかける)
講師は相続の専門家が担当(むねお所長が引き受けることも可能です)
参加したクライアントのアフターフォローと保険の相談は保険パーソンの役目

これなら、「話すのが苦手だからセミナーは無理」と思っていた人でも、簡単に相続セミナーを開催できます。

大事なのは、あなたが相続セミナーを通じて「相続の相談は○○さんにすればいい」と思ってもらうことです。
セミナー講師を務めることが最終目的ではないはずです。
「相談の入り口としてのポジション」を取り、クライアントの相続の相談に乗り、課題を解決しながら最終的に売上につなげることで、
あなたの果たすべき目的が達成されるのです。

まとめ

「相続セミナーは敷居が高い」と思っている保険パーソンの皆さんへ。

話のうまさは必要ない! クライアントの意識を変えることが大事
セミナーには「型」がある! それに沿えば誰でも開催できる
自分が講師をする必要もない! 講師は他の誰かに任せてもOK

このように、相続セミナーは思っているよりも簡単に開催できるんです。

むしろ、セミナーを開催しないままでは、クライアントとの「相続の関係」が深まる機会を逃してしまいます。
「相続のことなら○○さんに相談すればいい!」と思われる存在になるためにも、
まずは相続セミナーという一歩踏み出してみてくださいね!

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この記事を書いた人

川口 宗治

川口 宗治

株式会社ライブリッジ代表取締役。
1973年富山県生まれ。
25歳から39歳まで14年間外資系生命保険会社で
セールスとマネジメントに携わる。
2013年、40歳で独立し、ライブリッジ開業。
現在は「相続マーケティング研究所 むねお所長」
として相続ビジネスで成果をあげたい事業者に、
じわじわと確実に効果の上がる各種プログラムを提供している。
特に社員5人未満のスモールビジネスの方へのサポートが得意。
18歳からアメフトを始め、44歳までの27年間現役を続行。
趣味は焚火、スキンケア、カメラ。好きな飲み物はwhisky。