相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治です。
「戦略と戦術の違いは何ですか?」
むねお所長がとてもよく受ける質問です。
戦略
戦術
どちらも聞いたことがあるでしょうし、実際似ている言葉ですよね。
では
『「戦略」と「戦術」について、それぞれ説明してください』
と言われたら、あなたはスラスラと説明できるでしょうか?
多くの人は
「ぅぅぅ、何となくはわかってるつもりだけど、人に説明するのはチョット…」
という状態ではないでしょうか?
そうなんです、戦略と戦術を曖昧に捉えている人は非常に多いのです。
しかし、戦略と戦術は明確に違います。
その違いを知れば、頭の中がスッキリします。
そして、相続ビジネスにおいて「敗けない戦い」ができます。
今回の記事を読むと、戦略と戦術の違いが理解できるでしょう。
そしてその違いをビジネスに取り入れることで、
あなたのビジネスを強くすることができます。
戦略と戦術の違いを理解し、ビジネスを強くしたい相続パーソンのあなたは、
この記事を最後まで読んでくださいね。
戦略も戦術も起源は軍事用語

戦略も戦術も、元を辿れば戦争などの軍事用語です。
コトバンクによると、このように説明されています。
戦略も戦術も、元々は軍事用語であり、それが現在ではビジネスやスポーツなどの分野でも使われるようになったというわけですね。
それでは、戦略と戦術をビジネスの現場に置き換えるとどうなるのでしょうか?
より具体的に見ていきましょう。
戦略とは?

リチャード・P・ルメルトという人を知っていますか?
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)という一流の大学(アメフトが超強いことでも有名です)の名誉教授で、
現代の戦略論の世界最高峰として知られています。
ルメルトはその世界的な著書「良い戦略、悪い戦略」の中でこう書いています。
「戦略とは、組織が前にすすむにはどうしたら良いかを示すものである。
戦略を立てることは、組織にとって良いこと、好ましいことをどうやって実現するかを考えることである」
戦略とは組織が向かう方向性を考えることであり、それを実現するためのプラン・シナリオです。
戦略の立案は組織のトップの責任により行われます。
つまり、戦略とはトップの頭の中にあるものであり、外からは見えないものです。
組織の中で共有されることはあっても、
敵やライバルには明かされないもの、それが戦略です。
英語で表すと、
What:何を成し遂げるのか?
Where:何処に向かうのか?
Why:何故それをやるのか?
です。
相続ビジネスにおいてはトップの頭の中にある「会社の成長の方向性」「マーケティングの全体像」が戦略にあたります。
戦術とは?

一方戦術とは何でしょうか?
「戦術とは、作戦や戦闘において任務達成のために部隊・物資を効果的に配置・移動して戦闘力を運用する術である」(Wikipediaより引用)
とあります。
つまり戦術とは、戦略を達成するための具体的な手段であり、オペレーションであり、手法です。
英語で表すと
How to:どうやってやるか?
です。
戦術は外からも見えてもいいものです。
相続ビジネスにおいてはセミナーのコンテンツや集客方法、トークスクリプトや営業ツールなどが戦術にあたります。
「戦略と戦術」は「目的と手段」に似ている

戦略と戦術は、目的と手段に似ています。
戦略=目的/戦術=手段
とも言えます。
戦略も目的も、外からは見えません。
組織の中で共有していることが重要です。
共有しているだけにとどまらず、構成メンバーがその戦略や目的を
完全に理解し、同意している組織は強いです。
戦術や手段は、外からでも見えます。
だから真似しようと思えば真似されてしまいます。
しかし、いくら戦術や手段が真似されても、
戦略や目的がはっきりしていないなら、
その戦術がいかに優れていたとしても戦いには勝てません。
一見優れた戦術に見えても、戦略がはっきりしていない戦術はただの劣化コピーです。
目的のないところにいくらいい手段を講じても、うまくいかないのと同じです。
まとめ
戦略と戦術の違いについて、理解できましたか?
ともすれば私たちは、戦略を策定することよりも戦術を磨くことばかりを優先しがちです。
しかし、戦術を磨くだけではいけません。
マーケティングの格言、
「戦術なき戦略はファンタジーであり、戦略なき戦術はカオスである」
この言葉の通り、戦術ばかり磨いても大きな目的は達成できません。
事業に確固たる戦略を策定すること、それがあなたの事業の目的が達成されることにつながるのです。
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