Yes,It’s my will.

相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
突然ですが、私、好きなんです。
何がって?
「Will」
という言葉が。
今日は私が好きな「Will」という言葉についてお話しします。

未来形の「will」

まず思い浮かぶのは、中学1年生の英語の授業で習った

「未来形のwill」

ですよね。

「I will 〜.」

→私は〜しようと思う。

未来のことを語る時に使う言葉であるwill、とても好きです。

意思という意味の「will」

また、willには「意思」という意味もありますよね。

日本語であろうが英語であろうが、私はこの「意思」という言葉がとても好きです。

私たちが今ここにいること、その理由の全ては自分が意思を持って選択してきた結果です。

私たちの選択には全て「意思」があるのです。

意思を持って選択した以上、全ての行動は「能動的」で「主体的」なものになります。

意思がない選択は多分に「受動的」で「客観的」なものになります。

ビジネスの世界で、受動的、客観的な立場でいいことがあるはずがないですよね。

私は仕事でもプライベートでも、自分の意思を持って発言したし、選択したし、行動したし、

これからもそうでありたい。

自分の人生や、自分のビジネスの手綱を握っているのは、自分自身ですから。 

 

未来を作るのは意思の力

未来形のwill、意思という意味のwill。

この2つのwillは別々なようで繋がっています。

未来を作るのは意思の力なんです。

「決断の瞬間、未来が創られる」

こう教えてくれたのは中井隆栄先生です。

今いる世界から「意思を持って」決断することで、「未来」が創られるんですね。

相続パーソンにとって知っておきたい「will」

今までお伝えしたのは、今まで私が好きだった「will」という言葉です。
それに加えて、最近知った「will」の新しい意味があります。
そしてこの新しい「will」の意味は、
相続パーソンであれば必ず知っておいて欲しいものなんです。
それは、
「遺言書」
という意味なんです。
あなたは「will」という言葉に遺言書という意味があることを知っていましたか?
(知っていたらゴメンなさい)
そうです、まさに遺言書とは「未来のこと」に対する「意思」なんです。
遺言書は財産を誰に渡す、ということを書くものと言われていますが、
財産の行き先や分け方を指定する機能はありますが、
その前に
「私は〜のようにしたい」
「なぜならば◯◯を愛しているからだ」
「子どもたちに諍いを残したくないからだ」
など、遺言者の意思を明確にすることが必要です。
私たち相続パーソンは、クライアントが
「遺言書を書きたい」
と言ったならば、
「そうですよね、ぜひ書きましょう!」
という前に、
「わかりました、遺言書を書きたいんですね。
なぜ遺言書を書きたいのか、本当の気持ちは何なのか、
じっくり聴かせてもらえませんか?」
と、クライアントの「意思」をしっかり受け止めることが必要なんですね。

この記事を書いた人

川口 宗治

川口 宗治

株式会社ライブリッジ代表取締役。
1973年富山県生まれ。
25歳から39歳まで14年間外資系生命保険会社で
セールスとマネジメントに携わる。
2013年、40歳で独立し、ライブリッジ開業。
現在は「相続マーケティング研究所 むねお所長」
として相続ビジネスで成果をあげたい事業者に、
じわじわと確実に効果の上がる各種プログラムを提供している。
特に社員5人未満のスモールビジネスの方へのサポートが得意。
18歳からアメフトを始め、44歳までの27年間現役を続行。
趣味は焚火、スキンケア、カメラ。好きな飲み物はwhisky。