相続ビジネスに効くジョイントベンチャーのポイント

相続マーケティング研究所
むねお所長です。
いつもメルマガを読んでいただき
ありがとうございます*^^*
相続ビジネスは1人ではできません。
信頼できるビジネスパートナーを見つけて、
お互いの弱いところを補う関係ができたなら、
それはとても理想的です。
今日は相続ビジネスに効く
ジョイントベンチャー(協業)のコツについてお話をします。

理想のジョイントベンチャーのポイント

理想的なジョイントベンチャーは、
「自分が足りないところを強みとしている人と組む」
です。
「自分は頑張ってもなかなかうまくいかないこと」
を、
「がんばらなくても簡単に高いクオリティーでやってしまう」
という人が、世の中にはいるのです。
人や組織の「強み」というのはそのようなものです。
逆に言うと、
他の人がなかなかできないことなのに簡単にできてしまう
という事があなたにもあって、
それこそがあなたの強みということができます。
具体的にいうと
相続ビジネスで理想的なジョイントベンチャーはズバリ、
「コンテンツホルダー」×「リストホルダー」
の関係です。
あなたが何か世に広めたいコンテンツやコンセプトを持っているならば、
そのコンテンツやコンセプトを必要とするであろう人のリストを持っている
「リストホルダー」
と組むことができたら、
それはとても理想的なジョイントベンチャーといえます。

よくないジョイントベンチャーのポイントとは?

それとは逆に、よくないジョイントベンチャーと言うのもあります。
よくないジョイントベンチャーは、
「コンテンツホルダー」×「コンテンツホルダー」
の組み合わせです。
(残念ながら相続業界に非常に多いジョイントベンチャーはこれです)
つまり、
「私が持っているこのコンテンツ」
と、
「あなたが持っているこのコンテンツ」
を掛け合わせて一緒にセミナーをやりませんか?
という関係。
その結果、
仮に素晴らしいコンテンツができ上がったとしても、
そのセミナーの集客段階でお互いの弱みが掛け合わさってしまう…
という恐ろしい事態になってしまいます。
もちろん、気が合う人や信頼関係のある人と
そのようなジョイントベンチャーを組む事はあるでしょうし、
それが必ずしも良くない訳ではありません。
しかし、信頼関係が十分でない場合は、
「コンテンツホルダー」×「コンテンツホルダー」
と言う組み合わせはあまりうまくいかないことが多い、
ということは覚えておいてください。

うまくいくジョイントベンチャー:マインドセット編

強みと弱みを掛け合わせることが、理想のビジネスパートナーシップだとお話ししましたが、
最後にマインドセットの観点からとても大切なことをお話しします。
まずは
「ビジネスパートナーシップは永遠ではない」
ということを知っておくことです。
未来永劫続くビジネスパートナーシップと言うのはほとんどありません。
2人以上のビジネスパーソンが集まったら、
それぞれのビジネスの方向性や、
成長スピードに違いが出てくる事は
必ずといっていいほど起きることです。
そんな時は、残念ながらビジネスパートナーシップを解消することになるわけですが、
その時に
「あなたがそんな人だとは思わなかった」
「あなたのことを見損なった」
などと関係が悪化して終わってしまうビジネスパートナーシップを、
私はいくつも見てきました。
(残念ながら私もそういう経験をしたこともあります)
そのような経験はとても辛いものでしたので、
できることならあなたにはそうはなってもらいたくありません。
そのためには、

「お互い別々の道でがんばりましょう。

これからもあなたのことを応援しています。

今まで一緒にやらせていただいてとても勉強になったし、
とても幸せでした。

これからもよろしくお願いします。」
という別れ方ができる相手。
ビジネスパートナーシップとしての関係は終わったけれども
人間としてのリスペクトを持ち続けられる相手。
そのような人とビジネスパートナーシップを組んでください。

最後に

相続ビジネスは、1人ではできません。
あなたが素晴らしいジョイントベンチャーを組む
素晴らしいビジネスパートナーを見つけ、
あなたの相続ビジネスがより良くなることを、
心からお祈りしています。

この記事を書いた人

川口 宗治

川口 宗治

株式会社ライブリッジ代表取締役。
1973年富山県生まれ。
25歳から39歳まで14年間外資系生命保険会社で
セールスとマネジメントに携わる。
2013年、40歳で独立し、ライブリッジ開業。
現在は「相続マーケティング研究所 むねお所長」
として相続ビジネスで成果をあげたい事業者に、
じわじわと確実に効果の上がる各種プログラムを提供している。
特に社員5人未満のスモールビジネスの方へのサポートが得意。
18歳からアメフトを始め、44歳までの27年間現役を続行。
趣味は焚火、スキンケア、カメラ。好きな飲み物はwhisky。