相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治です。
相続コンサルタントという仕事は、
職業として十分な報酬を得ることができるのか?
いわゆる
「相続コンサルタントは食べていけるのか問題」
について考えるシリーズの、
今回は第4回、最終回です。
過去記事をまだ読んでない方は、
Part1から順番に読んでください。
■相続コンサルタントとして食べていくために知っておくべき「3つの役割」【Part1】
■相続コンサルタントとして食べていくために知っておくべき「3つの役割」【Part2】
■相続コンサルタントとして食べていくために知っておくべき「3つの役割」【Part3】
むねお所長は知っています。
食べられる相続コンサルタントと食べられない相続コンサルタントには
明確な違いがあるのです。
あなたはその明確な違いを知っていますか?
食べられる相続コンサルタントが果たしている
明確な3つの役割
食べていけている相続コンサルタントは、
明確にこの3つの役割を果たしています。
この3つの役割をしっかりと果たすことができれば、
相続コンサルタントとして食べていけるのです。
それが、この3つです。
①詳細なヒアリングを通して
クライアントの問題点を特定する役割。
②複数が絡み合った問題を解決するための
ロードマップを描く役割。
③ロードマップ通りに問題解決に向かうため、
様々な専門家との協業を必要とする複数のプロジェクトの
プロジェクトリーダーとしての役割。
この3つは、今まで相続業界で誰も果たしてこなかった、大きな価値がある役割です。
最終回の今回の記事では、
③プロジェクトリーダーとしての役割
について詳しく説明します。
相続コンサルタントとして食べていきたい方は、
どうぞ最後までご覧ください。
クライアントは1人では何もできない
過去の記事で詳しく書いていますが、
相続コンサルタントの正しい立居振る舞いとして、
①詳細なヒアリングを通して問題を特定し、
②複数の絡み合った問題を解決するためのロードマップを描く
ということが大切です。
ここまでの流れを丁寧にやったら、
相続コンサルタントであるあなたは、このように言ってください。
「〇〇さんの相続問題を解決するには、
このロードマップに従って、
何人もの士業の先生といくつものプロジェクトを進めていくことになります。
ご自分でそのプロジェクトを仕切るか、
相続コンサルタントがそのプロジェクトを仕切るか、
どちらの方がより速く確実に〇〇さんの望む形になりそうですか?」
①と②を丁寧に行なっていれば、
懸命なクライアントは必ず理解しています。
「こんな大変なこと、自分1人でできるはずがない」
ということを。
これこそ相続コンサルタントの価値ある役割
相続対策をしようとすると、クライアントは
本当に解決すべき複数の問題を
それぞれの専門家とのプロジェクトを並行して進めていかなければならないのです。
そんな大変なこと、自分1人でできる人はなかなかいません。
だから相続コンサルタントがサポートするのです。
仕事やプライベートも含めた人生のあらゆる局面で得た
・経験
・学び
・人脈
を、目の前の困っている人のために差し出す「決意」と「準備」ができているのが、
相続コンサルタントであるあなたなのです。
相続コンサルタントは、
今まであまたの時間とお金とエネルギーを注ぎ込んで手に入れた
経験、学び、人脈、その全てを、
クライアントへの貢献のために使うのです。
相続コンサルタントが果たすべき第3の役割は、
クライアントの相続問題解決プロジェクトの実行支援の責任者の役割。
まさに
③ロードマップ通りに問題解決に向かうため、
様々な専門家との協業を必要とする複数のプロジェクトの
プロジェクトリーダーとしての役割
を果たしていくのが、
相続コンサルタントなのです。
まとめ
相続コンサルタントの果たすべき役割について、
4回シリーズでお送りしてきました。
相続コンサルタントは、
士業の劣化コピーではないし、
士業紹介屋でもありません。
今まで誰も果たして来なかった役割を果たす、
価値ある存在です。
これからの日本の相続をより良くしていくために、
士業の先生方と協業し、然るべき役割を果たしあい、
社会に貢献していく者が私たち相続コンサルタントなのです。
相続コンサルタントについての理解がより深まる一助になれたなら、
とても嬉しく思います。
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