相続パーソンが知っておきたい「差別化」について

むねお所長
むねお所長
『 相続ビジネスはマーケティングでうまくいく!』

相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治
です。

相続ビジネスをしていると、よく耳にするのが
「選ばれるために必要なのは差別化だ」
という言説です。

保険・不動産・士業・FPなど、世の中には数多くの相続分野の専門職がいるなかで、自分をどう打ち出すのか。
これは相続パーソンであれば誰もが悩むテーマでしょう。。

そこで今日は、相続パーソンにとって欠かせない差別化の考え方
「USP(Unique Selling Proposition)=他にはないあなたのウリ」
について整理したいと思います。

USPとはつまり、「私は他と違ってここが強みです」 というメッセージのことです。


USPとは何か?

USPとは、あなたの相続ビジネスが持つ「独自の特徴」を端的に表すものです。

たとえば、

  • 「家族会議支援®を提供しています」
  • 「相続に特化したFPです」
  • 「士業とチームを組んでワンストップで対応します」

こうしたものはすべてUSPの一例です。

つまりUSPとは、あなたの存在を「他と違う」と認識してもらうための旗印のようなものです。


なぜUSPが必要なのか?

相続ビジネスは「人」が商品であり、取り扱うのは数字や法律であると同時に、「人の感情」です。
ですので、あなた自身の姿勢や考え方がクライアントにとっての安心や信頼の土台になります。

そのときにUSPを持っている相続パーソンは、クライアントに「この人は他とは違う」という印象を与えやすくなります。

逆にUSPが曖昧な人は、どうしても「その他大勢」の中に埋もれてしまい、クライアントからは代替可能な存在と見られてしまいます。

USPは「選ばれるきっかけ」になるものなのです。


相続パーソンにとってのUSPづくりのティップス

では、相続パーソンはどのようにUSPを考えればいいのでしょうか?
ポイントは以下の3つです。

  1. 自分のストーリーから探す
     なぜ相続の仕事を始めたのか。どんな経験があなたを今の道に導いたのか。そこにしかない独自性が宿ります。
  2. 自分が一番大切にしている価値観を言葉にする
     「家族の合意形成を支援することに使命を感じている」など、譲れない想いを表明することがUSPになります。
  3. クライアントの目線で整理する
     「それってクライアントにとってどう役立つのか?」という問いを繰り返すことで、ただの特徴からUSPに磨かれていきます。

まとめ

USPとは「他と違うことを示すもの」です。
相続パーソンにとって、自分だけのUSPを明確に持つことは、クライアントから「選ばれる」ための入り口になります。

ただし、USPを掲げれば自動的に選ばれるわけではありません。
あくまで「最初の一歩」であり、そこからどう伝え、どう実践していくかが大切です。

USPを考え抜いた経験は、必ずあなたの相続ビジネスを一段階引き上げてくれます。

あなたもぜひ、紙とペン(もちろんiPadとApple Pencilでもいいし、ノートパソコンでもOK!)を取り出して、
「相続パーソンとしての自分のUSPは何だろう?」
と書き出してみてください。

小さな気づきから、あなたの相続ビジネスの未来が大きく変わるはずです。

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むねお所長は10年以上も前の2014年に、地方都市・富山で

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を結成し、代表に就任。
以来11年以上経った現在も、相続トータルサポート富山は非常にアクティブに活動を継続し、ますます発展しています。

今回のセミナーでは、むねお所長が長年のチームビルディングに関する経験とノウハウを余すことなくお伝えします。

どうぞご参加くださいね。

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この記事を書いた人

川口 宗治

川口 宗治

株式会社ライブリッジ代表取締役。
1973年富山県生まれ。
25歳から39歳まで14年間外資系生命保険会社で
セールスとマネジメントに携わる。
2013年、40歳で独立し、ライブリッジ開業。
現在は「相続マーケティング研究所 むねお所長」
として相続ビジネスで成果をあげたい事業者に、
じわじわと確実に効果の上がる各種プログラムを提供している。
特に社員5人未満のスモールビジネスの方へのサポートが得意。
18歳からアメフトを始め、44歳までの27年間現役を続行。
趣味は焚火、スキンケア、カメラ。好きな飲み物はwhisky。