感情でプレーコールをしない

むねお所長
むねお所長
『 相続ビジネスはマーケティングでうまくいく!』

相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治
です。

私は大学時代から長年アメリカンフットボールに関わってきました。

現役時代はクォーターバックとしてプレーしました。
その後も北陸学生連盟や母校・富山大学大学アメフト部の運営、支援などに携わっています。

アメフトには人生そのものや人間関係、会社経営、そして相続の現場にも通じる学びがたくさんあると思っているのですが、
その中でも、私が特に大切にしている考え方があります。
それは、

「感情でプレーコールをしない」

ということです。
今日は、アメフトを知らない方にも分かるように、この考え方についてお話ししたいと思います。

プレーコールとは何か?

アメリカンフットボールでは、試合中、プレーごとに
「次にどんな攻撃をするか」
を作戦会議にて決めます。
(ハドルと呼びます)

ランプレーで走るのか。
パスプレーで投げるのか。
短い距離を確実に取りに行くのか。
一発逆転を狙うのか。

その作戦を決め、全プレイヤーに伝達することを「プレーコールする」といいます。

テレビなどでアメフトを見ると、選手たちが集まって何か話をしている場面がありますが、
あの時に次のプレーが伝えられています。

アメフトは1回ごとに作戦を選択できる珍しいスポーツであり、
だからこそ、プレーコールには大きな意味があります。

クォーターバックが見ている景色

テレビや観客席から試合を見ている人は、

「ボールを持って走ればいいのに!」
「今の場面はパスだろ!」

と思ったことがあるでしょう。

実際、私も現役時代にたくさん言われました。
特にクォーターバックとくポジションは、その批判に晒されやすいポジションですので、

「次こそはパスを投げろ!」

など、観客席(のOBの先輩方など)からよくアドバイス(?)されたものです。

しかし、フィールドの中でクォーターバックが見ている景色は少し違います。

相手ディフェンスの配置。
選手の疲労度。
残り時間。
得点差。
風向き。
相手チームの傾向。
味方選手の状態。
この試合のここまでの流れ。

といった、かなり多くの情報を総合して判断しているのです。

たとえ今のプレーが成功したとしても、その次にどう展開するのか?
試合終了した時に相手よりも1点以上多く得点して勝つために、今どんな選択をするのか?

試合全体の流れの中で考える必要があります。

だから、目の前の一つのプレーだけを見て判断することは得策ではないのです。

ましてや、感情に任せてプレーコールすることは、
チームを勝利に導く責任を負うクォーターバックなら、
やってはいけないことです。

人は感情的になると視野が狭くなる

アメフトをやってきてよくわかったのですが、
人は感情的になると視野が狭くなります。

視野が狭くなると、適切な判断がしにくくなります。

仕事でも、人間関係でも、相続の現場でもそれは同じ。

腹が立った時。
悔しい時。
不安な時。

私たちはどうしても目の前の問題だけを見てしまいがちです。
すると、

「今すぐ言い返したい」
「今すぐ決着をつけたい」
「今すぐ白黒つけたい」

と感情的に行動したい気持ちになります。

もちろん、感情が起きること自体は悪いものではありません。
人間ですから当然です。

問題は、その感情に行動のハンドルを手渡してしまうことです。

感情に任せて選択した行動は、後から振り返ると

「あの時もう少し冷静だったら」

と思うことが少なくありません。

戦略ファーストで考えよう

相続ビジネスには様々な戦術があり、たくさんの選択肢があります。

相続セミナーをやる。
新聞広告に折り込みを入れる。
Web広告をやる。
交流会に出て顔を売る。
コツコツとブログを書く。

など、どの戦術も決して間違いではありません。

しかし本当に大切なのは、

どの戦術を用いるかではなく、どんな戦略を立てているか

ということです。

トランプゲームをするときも、どんな強いカードを持っていても、切るタイミングを間違えれば効果は薄れます。
逆に、一見地味なカードでも、適切なタイミングで使えば大きな成果につながります。

アメフトのプレーコールも同じです。

良いプレーかどうかではなく、今、そのプレーを選ぶべきかどうか。

そこに価値があります。

最大の攻撃力を発揮するためには、いい戦術だけではなく、「戦略」が必要なのです

まとめ

むねお所長も人間ですから、
感情を失くすことはできませんし、
そんなつもりもありません。
(なんなら人並み以上に感情の種類と量は多い方です笑)

怒るときもあります。
腹立たしい人もいます。
悔しさを感じることもあります。
不安で急に目が覚め、そのまま眠れない夜もあります。

それらは人間らしさであり、前に進むためのエネルギーにもなり得ます。

ただ、一つだけ意識していることがあります。
それは、

感情でプレーコールをしない。

ということです。

人生も会社経営も相続の仕事も、短距離走ではありません。
長く続くものです。

だからこそ、目の前の感情だけで判断するのではなく、盤面全体を見ながら次の一手を考えたいものですね。

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この記事を書いた人

川口 宗治

川口 宗治

株式会社ライブリッジ代表取締役。
1973年富山県生まれ。
25歳から39歳まで14年間外資系生命保険会社で
セールスとマネジメントに携わる。
2013年、40歳で独立し、ライブリッジ開業。
現在は「相続マーケティング研究所 むねお所長」
として相続ビジネスで成果をあげたい事業者に、
じわじわと確実に効果の上がる各種プログラムを提供している。
特に社員5人未満のスモールビジネスの方へのサポートが得意。
18歳からアメフトを始め、44歳までの27年間現役を続行。
趣味は焚火、スキンケア、カメラ。好きな飲み物はwhisky。