AIと気づかれたら、そこで試合終了

むねお所長
むねお所長
『 相続ビジネスはマーケティングでうまくいく!』

相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治
です。

あなたは自分の仕事にどのくらいAIを活用していますか?

むねお所長もいくつかのAIサービスに月額課金をして活用していますが、
思い返すと1年前の11月は、どのAIにも課金していなかったことを考えると、
この1年でずいぶんAIを取り巻く環境が変わってきたことを実感しています。

先日、ある文章を目にしました。

ジョークであれ、自分がAIを使えるというアピールであれ、
AI生成コンテンツをそのまま投稿するのは信頼性を失う。
今はそういう時代。90日前とは違う。

これは、マイクロソフト日本法人の初代社長・成毛眞さんによるFacebookの投稿です。

この投稿を読んで、AIを使う人がすごいスピードで増えている現在、
そのAIとの付き合い方、向き合い方を表しているな、と感じました。

あなたはこの文章を読んで、どう感じましたか?


すでにAIを「使えること」自体が武器にならない時代

今や、AIを使ってブログやSNSの文章のドラフトを作る人はかなり増えていることでしょう。
むねお所長もそのひとりです。

そういう意味では、文章という形でブログ・SNSなどのプラットフォーム上で情報発信をするというハードルは、
AIの力を借りることで、以前に比べて限りなく低くなっていると言えるでしょう。

けれど、ここがとても大事なのですが、

AIで作った文章を「自分のアウトプットとしてそのまま投稿する」か、
それとも「自分の言葉でリライトしてアウトプットする」か、

この差って今の情報発信の現場においては決定的な“信頼の差”につながるだろうな、とむねお所長は感じています。


「あ、これAIが書いたんだな」と思われたら、もう終わり

読者が読みたいのは「あなたの言葉」であり、「あなたの経験」であり、「あなたの視点」です。

AIが書いたことがすぐにわかるような情報発信をしたり、
情報発信の内容が一次情報ではなく、誰かの投稿のシェアばかりだとするならば、それはいい情報発信とは言えません。

誰かの言葉をそのまま発信するのはただの「情報共有」であり、
人によってはそんな情報なら取り入れたくないと感じてしまうことすらあるのです。

(事実、むねお所長が毎回読んでいたメルマガなのですが、ここしばらく「AIが書いたんだろうな」と思ってしまうことが3回続き、それ以来そのメルマガを開くことはやめることにしました)

あなたの一次情報こそが、大きな価値を持っています。

ズバリ言いますと、一次情報をしっかり発信できる人だけに「信頼」が集まるのです。
一次情報を発信していない人、つまり二次情報や3次情報ばかりを発信しても、あなたに信頼が集まることはありません。

それとよく似たことですが、自分が経験していないことをあたかも自分が経験したかのように書くことが、
AIは得意です。

しかし、情報発信の現場でAIにそれをやらせていては、いつまで経ってもクライアントからの信頼は集まらないでしょう。

まさに、

「あ、これAIが書いたんだな」とほんの一瞬でも思われた時点で、試合終了なんです。

AIによって情報の収集や要素の整理は効率化できるかもしれません。
でも、そこに「人間らしい熱量」や「リアルな体験」、「想い」や「悩み」まで表現できるかといえば、そんな時代はいつまで経ってもやってこないと、むねお所長は読んでいます。


発信者に求められるのは「読み手の感情を想像する」こと

むねお所長も、AIから提案されたブログ記事のドラフトを「なかなかいいじゃん」と思うことはあります。
けれど、どんないい文章でも、そのままブログとして掲載することは、恐ろしくてできません。

なぜだと思いますか?

AIが書いた文章は整っているかもしれませんが、
読み手の感情を想像して、
読み手の悩みを自分のことのように感じて、
その悩みを解消して、
負の感情が温かな感情になってもらうための文章にするのが、
私たち発信者の役割だと、むねお所長は信じているからです。

ChatGPTに「むねお所長っぽい文章で書いて」と言えば、それなりに“それっぽい文体”で文章は出てきます。

でも、
「っぽい」だけでは、誰の心も動かないんです。

情報発信する時に必要なのは、文章の美しさではなく、
人間の心を想像する力なんです。


人間は本物を一瞬で見抜く

AIの精度がどれだけ上がっても、
人間は「本物」を見抜きます。
それも一瞬で。

私が「相続パーソンのあなたに届けたい」と思って文章を書くとき、
その背景には、膨大な時間を費やした中で経験した
・過去の失敗や葛藤
・現場での泥臭いやり取り
・クライアントとの本音の対話
・誰にも言えなかった不安な気持ち

このような背景があるんです。
それを言葉にするから、伝わるんです。

言葉は生成できても、思いを生成することはできないんですよね、きっと。


まとめ|あなたの一次情報を語れ

もし、あなたが情報発信をしている人なら。
あるいは、これからしようとしている人なら。

どうか「伝えるとはどういうことか?」について、いつも考えていてください。

情報発信は、自己表現であり、信頼構築の第一歩です。

「どこかの誰かがこう言っていました」

と、2次情報や3次情報を垂れ流すものではないんです。

あなたの体験、想い、価値観、ストーリー、感情を、
あなた自身の言葉で語ってください。

AIを使っても構いません。
でも、それをあなた自身の言葉で塗り替えることを、ちゃんとやってください。

「AIと気づかれたら、そこで試合終了」

なんですよね。

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この記事を書いた人

川口 宗治

川口 宗治

株式会社ライブリッジ代表取締役。
1973年富山県生まれ。
25歳から39歳まで14年間外資系生命保険会社で
セールスとマネジメントに携わる。
2013年、40歳で独立し、ライブリッジ開業。
現在は「相続マーケティング研究所 むねお所長」
として相続ビジネスで成果をあげたい事業者に、
じわじわと確実に効果の上がる各種プログラムを提供している。
特に社員5人未満のスモールビジネスの方へのサポートが得意。
18歳からアメフトを始め、44歳までの27年間現役を続行。
趣味は焚火、スキンケア、カメラ。好きな飲み物はwhisky。