川口 宗治 ２０２０年６月１２日
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「ライバルの動きが気になってしょうがない」
こんな声をよく聞きます。
業界問わず、このように感じている人が多いようです。
私も独立してしばらくの間は同じように感じたこともありましたので、その気持ちはとてもよくわかります。
あなたはライバルの動きが気になることがありますか？
ライバルの動きが気になる人は・・・
「同業のあの人が開催するセミナーがとても気になる」
「私の方が先にやったのに、同じテーマでセミナーを企画するなんてズルい」
という声を聞くことがあります。
ズバリ言いますが、そのような人は
「自分が提供するサービスについて突き詰めて考えていない」
と言えます。
さらに言うと、
「自分のサービスを提供することで力になれるのはこのような人」
と、自社の顧客についてきちんと定義づけできていない人です。
「あなたが◯◯マーケットで仕事をするには力不足だ」という助言は盛大に無視
私が独立前に働いていた生命保険会社の同僚に、このような人がいました。
「あなたのような未熟な人が◯◯マーケットで営業活動をすると当社の信用が落ちるので、もっと勉強をしてから進出してください」
と、新人営業マンに アドバイスをするありがた迷惑な先輩がいました。
一見するともっともそうなアドバイスに見えますが、その裏には
「このマーケットに参入するライバルを減らしたい」
という思惑があるようでした。
つまり、新人の動きが気になってしょうがない人なのです。
このように「勢いのある新人を先輩が叩く」という構図はどこの業界にもあるようです。
ハッキリ言いますが、そのような助言は完全にそして盛大に無視してOKです。
マーケティングがわかるとライバルの動きが気にならなくなる
保険業界にいた当時はわかりませんでしたが、今の私はそのように言う人は
「マーケティングがわかっていない人」
と認定します。
マーケティングがわかっていたらこのようなことを言う必要が無くなるのです。
マーケティングを学ぶと最初に、
・自社のサービスをしっかりと定義付けし、
・最も役に立てるクライアント像を明確にし、
・その人に自社のサービスをしっかりと認識してもらうこと
について徹底的に考えます。
これをしっかりと考えたら、理想とする見込み客の方からあなたを見つけてコンタクトをとってくれるようになります。
そしてマーケティングがうまく行き始めると、ライバルの動きは全く気にならなくなります。
自分の力を最大限発揮できる商品やサービスは何か？
それを必要としてくれる人が誰か？
その人にどうやって見つけてもらうか？
これをしっかりと考えることが、成果が上がるマーケティングの第１歩です。
ライバルの動きが気になってしょうがないなら、マーケティングを勉強することをオススメします。
事業は競争相手ではなく、クライアントを見て進めるものなのですから。
※この記事は２０１９年９月１９日の記事をリライトしたものです。
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