role-based management (役割ベースの経営)のススメ

むねお所長
むねお所長
『 相続ビジネスはマーケティングでうまくいく!』

相続マーケティング研究所 むねお所長こと、
株式会社ライブリッジ 代表の川口宗治
です。

はじめに:「自分の役割」から考える時代へ

むねお所長です。

先日、Kahoさんが書いてくれた秘書メルマガ、読んでくれました?
読んでない人は特別にこのページで読めるようにしましたので、どうぞリンク先からご一読ください。

【秘書・Kahoからのお知らせ・バックナンバー】

直近のKahoさんのメルマガ【vol.74】2025年3月12日号の中にあった
「変わり続ける世界で、変わらない信念を持ち続けること」
という言葉。

もうね、まさに 「相続ビジネスの未来を生き抜くための最強の指針だよな」 と感じました。
さすが弊社の自慢の秘書・Kahoさん。

ビジネスの世界って、昔は 「〇〇屋さん」 という肩書きで生きていくのが当たり前でした。

「自分は保険営業マンだ」
「自分は不動産営業マンだ」
「自分は税理士だ、行政書士だ、司法書士だ、弁護士だ」

……この考え方、 action-based management(自分のアクションをベースとした経営) って言います。

でも このやり方が、今まさに時代遅れになりつつある のです。

これからの時代に必要なのは、role-based management(自分の役割をベースとした経営) です。

今日はその違いを深掘りしつつ、「変化を前提とした相続ビジネスの進め方」 についてお話ししますね。


1. action-based management の限界

まず、action-based management (自分のアクションをベースとした経営) の考え方を説明すると、

👉 「俺は保険営業マンだから、保険を売るのが仕事」
👉 「私は税理士の資格があるから、税務申告の仕事しかやらない」

つまり、「自分ができること」だけを基準にビジネスを考える という発想です。

でも、これこそが AIの時代にはどんどん淘汰されていく考え方 なんです。

たとえば、こんなことを考えてみてください。

保険営業マンが「保険だけ」を売り続ける未来ってどうなる?
不動産営業マンが「物件売買」だけをやっていく未来ってどうなる?
士業が「手続き」だけをやっていく未来ってどうなる?

……答えは明白ですよね?

テクノロジーの発展とともに、「単なるモノ売り」「単なる資格業務」 がAIに置き換えられていくのは時間の問題です。

特に 「知識や情報を持っているだけの人」 は、今後さらに厳しくなる。
なぜなら、その知識や情報は AIが一瞬で検索し、適切にアウトプットしてしまう からです。

「〇〇屋さん」という肩書きにしがみついている限り、
時代の変化に取り残されてしまうのは 火を見るよりも明らか なんです。


2. これから求められるのは「role-based management」

では、これからの時代に求められるのは何か?

答えは 「role-based management(役割ベースの経営)」 です。

「自分は何を売る人か?」ではなく、「自分はどんな役割を果たす人か?」 が出発点であることが重要になります。

たとえば、むねお所長が独立した2013年に、相続コンサルタントの仕事を

「士業を紹介する人」

と定義していたとすると、めちゃくちゃ狭いですよね?

でも 「相続コンサルタントが果たす役割は何か?」 というロール(役割)で考えると、提供できる価値は無限に広がります。
そしてむねお所長は、相続コンサルタントが果たす役割をこう定義づけました。

【1】丁寧で詳細なヒアリングを通してクライアントの抱える課題を特定する役割
【2】複数の課題を解決するための戦略とロードマップを描く役割
【3】課題解決のため専門家チームをマネジメントし全体最適のプロとして実行支援する役割

このように、相続問題で悩んでいるクライアントの課題を解決するための全体最適の専門家、という役割を自らに与えたのです。

このように「役割」を持つことで、仕事の選択肢が圧倒的に増えるのです。

そして、これから相続ビジネスに関わる人も、こう考えると良いでしょう。

「保険営業マン」ではなく、「家族の未来を守る人」
「不動産営業マン」ではなく、「資産を最適化する人」
「税理士」ではなく、「お金を通じて家族をサポートする人」

この視点に立つことで、
「自分の役割」 を時代に合わせて進化させることができるんです。

さらに、この役割を自らに与えることができれば、
「相続コンサルタントとして全体最適の専門家としてクライアントをサポートする」
という未来が拓かれるのです。


3. 「変わる世界」に対応しながら「変わらない信念」を持つ

ここで再び、Kahoさんの言葉が思い出されます。

👉 「変わり続ける世界で、変わらない信念を持ち続ける」

まさに、これこそが 「role-based management」の本質 なんです。

ビジネスの世界も、相続の世界も、時代の変化・社会の変化・顧客の変化は避けられません。
でも、その変化の中で 「どんな役割を果たすか?」を見極めることができる人だけが生き残る」 のです。

むねお所長もKahoさんも、10年後に何をやっているかは分かりません。
ライブリッジという会社の主力商品は、現在と10年後は大きく異なっている可能性がかなり高いでしょう。

しかし

顧客の困りごとに焦点を当て、
半歩先回りして「そう、そこが困っていたポイントなんです!」と言ってもらえるような課題を解決するサービスを提供し続け、
顧客に貢献し続け感謝され続ける

という未来を迎えることは、きっと間違いないでしょう。

だからこそ、これからも 変化に対応しながら、弊社の役割を見据えつつ、アクションや提供サービスを進化させていく のです。


まとめ:「自分の役割は何か?」を常に考えよう

「〇〇屋さん」の発想を捨てる!
「何を売るか?」ではなく、「どんな役割を果たすか?」で考える!
時代が変わっても「変わらない信念」を持ち続ける!

これが、相続ビジネスの未来を生き抜く鍵になります。

あなたの仕事の「役割」は何ですか?
「売るモノ」ではなく、「果たすべき役割」 から考えてみてくださいね。

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この記事を書いた人

川口 宗治

川口 宗治

株式会社ライブリッジ代表取締役。
1973年富山県生まれ。
25歳から39歳まで14年間外資系生命保険会社で
セールスとマネジメントに携わる。
2013年、40歳で独立し、ライブリッジ開業。
現在は「相続マーケティング研究所 むねお所長」
として相続ビジネスで成果をあげたい事業者に、
じわじわと確実に効果の上がる各種プログラムを提供している。
特に社員5人未満のスモールビジネスの方へのサポートが得意。
18歳からアメフトを始め、44歳までの27年間現役を続行。
趣味は焚火、スキンケア、カメラ。好きな飲み物はwhisky。